郡高の行事
令和6年度 ウクライナの高校生とオンライン交流
令和6年5月17日(金)
ウクライナの2つの高校とオンラインで繋いで交流会を行いました。
お互いの文化的な交流、郡山高校からは、和菓子の食レポや学校の様子を中継しました。
今回、現在戦闘状態が続いているウクライナの高校生に対して、郡山高校からは次のような質問をして答えてもらいました。
Q1 破壊された建物は再建されていますか?
(ウクライナの高校生から)
はい。現在、キーウ、ハルキウ、その他の地域で再建が進んでいます。2023年半ばから再建が始まり、4つの段階が予定されています。まず、住宅の修復が最初で最大の段階です。屋根、窓、玄関のドアの交換や断熱が含まれます。次に、道路の完全な再建が行われます。最後に、公共スペースの創設、特に博物館の建設や地域公園の整備が計画されています。
Q2食料は十分ですか?
ウクライナの戦争は農業食品セクターに大きな影響を与えています。この状況と破壊された生計、高インフレが原因で、多くのウクライナ人が食料にアクセスできません。推定では、ウクライナ国民の20%(ロシア占領地域を除く)にあたる730万人が中程度または深刻な食料不安に直面しており、その中には120万人の子供と200万人の高齢者が含まれます。戦闘が続き、ロシアの爆撃があるにもかかわらず、生活条件は最近改善されました。食料不安の人数は2022年の890万人から2023年には730万人に減少しました。
Q3戦争によって引き起こされた困難は何ですか?
戦争の初めに、人々の精神状態は悪化しました。多くの人が不安や疲労を感じ、身体的健康も悪化しました。多くの人が家族と離れなければならず、収入も減少しました。特に危険な地域の学生は、質の高い教育を受けることができませんでした。しかし、時間が経つにつれて、人々は戦争に慣れ、このような状況での生活が少し楽になりました。
Q4どのような支援が望まれていますか?
まず、戦争がまだ続いていることを覚えていてください。また、口頭での支援にも感謝します。総じて、私たちを忘れずに、コミュニケーションを続けていただければ嬉しいです。ありがとうございます。
郡山高校では、引き続き、現地の高校生たちと繋がっていき、両国の生徒たちが社会に出た時に、国際社会の中で共に価値あるものものを創造していけるようにしていきます。
R6 飛び立てKoriyama High〜壮行会〜
令和6年5月21日(火)
高校体育大会、そうインターハイの県大会に向けた選手壮行会が行われました。今回、我がサッカー部も生徒や先生方の前に立ち元気をいただきました。こんにちは、西園寺天心です。
郡山高校は、本当に部活動が盛んだな!と感じた壮行会でした。先頭は、我がサッカー部!
ステージの上では選手が入り切らず、下のフロアまで使うことになってました。
ステージに立つとどんな景色なのか?気になりますか?写真を撮ってしまいました。こんな感じです。
生徒会長の小美野さんから、そして校長先生からの激励の言葉をいただきました。お話を聞きながら、「チームを組むことができ、同じ目標を持つ仲間と一緒に練習し、真剣勝負に参加することができることが、どれだけ幸せなことなんだろ!」そんなことを思いました。
最後に、ダンスドリルの東北大会に参加するチア部の皆様から応援をいただきました。
バスケ部の代表から、挨拶がありました!
2024年春、一生に一度しかないこの時を、全集中!応援ありがとうございました!
令和6年度授業参観&PTA総会が行われました。
令和6年4月27日(土)
保護者と教師の会の総会と授業参観が行われました。
午前中は、生徒の授業の様子を多くの保護者の方に見ていただきました。
⬇︎
1年生の絵本多読プログラムもスタートしました!今年度からは、英語科だけでなく普通科でも行われます。
芸術の音楽クラスでは、美しい歌声が響いてきました!
新入生歓迎会
4月9日(火)対面式・新入生歓迎会が行われました。
1年生と2・3年生との対面式です。
続けて、新入生歓迎会です。各部活動が歓迎のパフォーマンスを行いました。
部活動登録は4月16日(火)です。
新入生のみなさん、入部お待ちしてまーす!!
令和6年度 入学式
4月8日(月)に福島県立郡山高等学校 第48回入学式が行われました。
校長先生の式辞です。
新入生はちょっと緊張していました。
合唱部による校歌披露では、美しいハーモニーが会場を包み込みました。
入学式後、新入生と保護者が帰るころには、この看板の前で記念写真を撮るための長蛇の列ができました。
令和6年度 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
ようこそ!郡山高校へ!
皆さんが、少しずつ高校生活に慣れることができますように・・・。
福島学術振興財団 令和5年度助成事業報告
郡山高等学校では、公益財団法人 福島学術振興財団の助成対象事業を実施しております。今年度、以下のような事業を行いホームページに掲載しました。
【事業名】
国際社会で競争できる生徒を育成するためのカリキュラム開発
【目的】
① さまざまな背景を持つ人たち(国内の高校生、特別支援の生徒や年齢の離れた人たち、海外の人たち)と協働し、壁のない持続可能な社会づくりができる資質と能力を身につける。
② 生徒の探究活動において国内の課題解決を、世界の問題と照らし合わせて考えられる活動にする。
③ ①及び②を達成するため、学校を中心とした国内と海外の組織が協働・連携する仕組みをつくる。
④ ①及び②を達成するため、教科学習と探究学習の往還を図り、生徒の能力育成が図ることができるカリキュラムを作る。
【取り組み】
1 国際的な取り組み
・探究リンクプロジェクト 大使館プログラム① 大使館プログラム②(パラグアイ・ポルトガル)
・OECD国際共創プロジェクト
2 探究の取り組み
・令和5年度 第1回探究合同発表会〜運営も生徒主体で行いました〜
3 生徒のコンピテンシー育成の取り組み
4 学科改編に向けたカリキュラム開発
・KTR(Koriyama Teachers' Roundtable)①
・KTR(Koriyama Teachers' Roundtable)②
・KTR(Koriyama Teachers' Roundtable)③
5 生徒達の海外に向けたチャレンジ
・TOMODACHIサマー・ソフトバンク・リーダー シップ・プログラム
令和5年度 第1回探究合同発表会〜運営も生徒主体で行いました〜
令和6年3月19日(火)
会場:郡山高校
参加:安積黎明高校(note記事) あさか開成高校(HP記事) 郡山高校 福島大学
今年度初めての取り組み、探究合同発表会を郡山高校で実施しました。今回、会全体のマネージメント、司会など、郡山高校とあさか開成高校の代表で実施しました。この会を行うために、何度かミーティングを開き、なんとかこの会に辿り着くことができました。こんにちは、今回実行委員のサポート役をさせていただきました、都市伝説の探究をしている 松竹梅まさお です。
↑こんな感じでミーティングを行ってきました。
【ついにやってきた探究発表会!】
今回、アドバイザーとして、
福島大学 中田文憲教授
株式会社しのや 代表 篠原 祐太郎様
一般社団法人おうせワイナリー 代表 河内 恒樹様
NPO法人 OYAKODOふくしま代表 設楽 哲也様
立教大学コミュニティ福祉学部 紺野 陽奈先輩(本校の卒業生)
にきていただきました。
まずは校長先生のお話
各高校の代表が発表してくれました。
安積黎明高校の生徒の発表です。
あさか開成高校の発表の一つ「猪苗代湖を綺麗にし隊」の発表では、OECD国際共創プロジェクトの仲間である矢森さんが出てくれました。
安積黎明高校の発表です。
あさか開成高校の別グループの発表は、沖縄の基地問題!実際にフィールドワークに行って調査研究をしてきたそうです。
郡山高校の生徒の発表です!先日、STEAM FESTIVALで発表してくれた、久住川さんと遠藤さんも発表しました。
福島大学のSTEAM教育の研究発表です。さすが大学生の発表!
最後に福島大学の中田文憲教授からアドバイスをいただきました。
豪徳寺学「まさお君、お疲れ様でした!他の学校の生徒の探究を聞くことができてとても刺激を受けました!本校の1年生の発表も良かった!去年の自分を振り返っても、あそこまでできていなかった(^^;;」
まさお「豪徳寺君ありがとう!西園寺君、小夜子さんどうでしたか?」
西園寺「沖縄の基地問題とか、あまり考えていなかったので、とても勉強になった。」
小夜子「OECDの生徒部会の同じメンバーの矢森さんの発表聞けて良かったです!( ◠‿◠ )安積黎明高校の生徒の発表は、ほんとしっかり調べていてすごいなって思いました。」
アドバイザーの皆さん、発表された皆さん、運営を行ってくれた皆さん、そしてご来場してくださった皆さん、ありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします!
令和5年度 離任式
令和6年3月29日(金)
お世話になった先生方をお送りする離任式が行われました。こんにちは、小夜子です。今回退職・離任される先生方には、授業だけでなく多くの場面でお世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
先日ご卒業された先輩だけでなく、過去の卒業生の皆さんも駆けつけてくださいました。
先生方からの言葉は、生徒たちに心にささりました。
「いろいろ困難なことが起こりますが、開けない夜はない。」
「合唱部のみんなは、日本一を目指しているわけでない。自分たちが納得いく音楽を作ることを目標にしている。そんな生徒たちと一緒に音楽を作ることができてとても良かった。」
退職・離任される先生方も、新たなステージでまた活躍されます。私たち生徒も、しっかり目標を持ってしっかりやっていきたいと思います。ありがとうございました。
令和5年度東日本大震災追悼復興記念式 〜献唱へむけて〜 郡高合唱部
令和6年3月11日
東日本大震災において犠牲となられた方に追悼の意を表するとともに、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。
福島市にある「パルセいいざか」にて令和5年度東日本大震災追悼復興記念式が行われました。
本校合唱部が「ほらね、」「夜明けから日暮まで」の2曲、献唱をさせていただきました。(1:07:36から献唱)
2曲目の「夜明けから日暮まで」を作詞されたのは、和合亮一先生です。
和合先生は、この歌に”鎮魂と再生の祈り”を込めています。この歌は、この歌を聴く人たちに懐かしい人々の顔を甦らせ、前へと進む力を与えてくれる、そんな歌です。
合唱部の生徒たちは、歌を通して、追悼の意と、復興への願いを伝えようと準備して来ました。
【追悼復興記念式に向けての取り組み】
この追悼復興記念式で献唱をさせていただく機会を頂き、これらの曲を歌うことは決定したのですが、歌詞に対してしっかりと向き合うために、和合亮一先生に来校して頂き、「夜明けから日暮まで」についてお話をお聞きすることになりました。
2月7日 和合先生来校
和合先生は、震災当時のこと、Twitterに想いを投稿していたこと、それに対していろいろなメッセージをいただいたこと、その中で、相馬の海がイメージされたエピソードを教えて頂きました。
ある時、ずっとツィートしていた時、気持ちが昂ってきて、はっきり見えたものがあった。相馬に向かっていく映像、海辺に向かっていく映像が見え、よく見ていた相馬の船が見え、美しい帆が見えたのです。そこで自分のイメージが消えました。
自分が伝えたかったことは、いつかはこの海に船が戻って来て、今は苦しいけど、もう一度船を浮かべて、美しい帆が掲げられる!帆を掲げよう!それが、和合先生が伝えたかったことだそうです。
和合先生が、合唱部の生徒たちに向け、詩の朗読をしてくださいました。静かな教室の中で、和合先生の声が響きました。
その先に夜明けがある
海を行け 風を行け
雲に追われ 空を追って
船よ
銀河を背負い
海原に
帆をかかげよ
わたし
わたしは誰
わたしは
日付変更線の先の
明日です
夜明けです
和合先生の詩の朗読の後、合唱部の皆さんが和合先生から聞いたことを踏まえ、歌を歌いました。和合先生のお話を聞いたことによって、さらに歌に対しての理解が深まりました。
クロスカリキュラム〜美術&化学〜 豪徳寺メモ編
郡山高校では、教科を横断して学びを深める取り組みを先生方がやっているようです。今回、美術の授業が化学の授業とのクロスカリキュラムを行うということで、前日からとてもワクワクしてしまいました。今日は、豪徳寺学です。
授業としては、銅版画の作成でした。前回描いた下絵を銅板に転写し、下絵を見ながら銅板に銅板に針で描いていきます。先輩の緻密に描かれた物を見ていたので、美術作品をワクワクしながらつくる一方で、緊張感を伴う感覚でした。
できたものを、専用液につけ腐食を行いました。
そこで、化学の授業が美術室で始まったのです。
「これは酸化還元反応です。以前授業でやった内容ですが覚えていますか?」
そして、簡単な化学式を黒板に板書し、化学の実験を行ってくださった。
その後、銅板を腐食を再開した。
この時、私たちの頭の中では、専用液ではなく、「塩化第二化鉄溶液」になり、腐食と呼んでいたものも、「鉄(Ⅲ)イオンが酸化剤になり、金属銅を銅(Ⅱ)に酸化すること」に変換された。
なんて興味深いことなんだ!繋がっている!
《参加者の感想》
◉芸術や社会の中で何気なく使っているものにも理科の知識が生かされているんだなと感じることができました。
◉自分は文系の生徒ですが、酸化還元反応について思い出し、さらに金属に興味を持つことができた。
◉(豪徳寺)今回は先生方のおかげで、普段学んでいることが、また別に学んでいることにつながっていることに気づくことができたが、普段から、少しでも気になることはしっかり調べて、これまで学んだこと、これから学ぶことにつながっているかどうかを意識しながら勉強したいと思った。
令和5年度 卒業式〜訪れたよろこびの春は旅立ちの季節〜
令和6年3月1日(金)
郡山高等学校第45回卒業証書授与式が行われました。
昨日はあまり寝ることができず、まだ明るくなる前、窓を開けてた。季節外れの雪のなかに、先輩たちと過ごした日々が写っていた。YOASOBIのハルカを聴きながら、朝から涙を流した 豪徳寺学 です。
コロナ禍の卒業式から、制限がほとんどなくなり、盛大な卒業式が開かれました。
私たち豪徳寺の代の生徒達もですが、先輩たちも、中学生の頃から制限を受けた学生時代でした。そんな中でも、昨年の文化祭では、オンラインのハイブリッドで楽しめる企画を出してくれたり、海外の方が来た時も、英語科の先輩方は通訳をしてくれたり、自分たちもこうなりたいと思える頼もしい先輩達でした。
「卒業生入場!」じゃ〜ん(吹奏楽部の生演奏が始まった)
学年主任の富樫先生が指揮をしている?!(後日富樫先生にお聞きしたところ、自分の受け持った生徒達を自分が指揮をして送り出すことをはじめから考えていたとのことでした。)
「卒業証書授与!」
卒業生が一人一人呼名され、普通かと英語科の代表の先輩が登壇されました。
その後、校長先生からのお言葉、我が郡高OBの県議会議員様からの祝辞、PTA会長様、同窓会長様からの祝辞をいただきました。(同窓会長のお話にあった「地元在住の方が入れたい学校2位になった記事」で郡山高校が2位だった事に嬉しくなりました。)
「送辞!」
本校生徒会長の小美野さんから3年生に送る言葉がありました。
「答辞!」
前生徒会長の寺尾先輩から感動的な答辞がありました。(寺尾先輩には、OECDのイベントやコロナの中でのハイブリッドな文化祭などリーダーシップをとっていただきとても勉強になりました。)
「校歌斉唱!」
吹奏楽部の生演奏、合唱部の歌声、そして全生徒の歌声、体育館中に響き渡りました。(校歌で感動する学校・・・それが郡山高校!)
「卒業生退場!」
卒業生の皆さん、3年間高校生活お疲れ様でした。私達46期生と47期生も、新たに入ってくる48期生に背中を見せていきたいと思います。改めて、卒業おめでとうございます。 豪徳寺学でした。
クロスカリキュラム〜英語&公民〜
「人間としての在り方・生き方」と「Messages about Happiness from Jose Mujica」のコラボ授業です。
はじめに、”When do you feel happy?”と英語の先生から発問がありました。
自分が幸せを感じる瞬間とは?考えて、周りの人と意見交換します。
次に、「世界で最も貧しい大統領ホセ・ムヒカ」とはどんな人物なのか?について
公共(倫理)の観点からホセ・ムヒカの人物像や彼の ”幸福”に対する考え方について公民の先生から説明がありました。
”What is important for your happiness?”
お金、時間、勉強、水、友人、睡眠、食事、家族。
それぞれグループを指定してHappinessについての意見を考えることになりました。
グループでの発表はもちろん英語です。
発表の後は、真の”幸福”とは何か?について。
公共(倫理)の観点から”幸福”とは何かについて先生からお話があり本時のまとめとしました。
2人の先生の掛け合いが息ぴったりで、コミカルな雰囲気のなか、
とっても大事なことを考えつつ、実は英語を使いこなせるようにトレーニングも含まれてるコラボ授業
生徒たちは笑ったり悩んだり....一生懸命、取り組んでいました。
クロスカリキュラム〜国語&音楽〜
今回のクロスカリキュラムTrial授業は、国語と音楽です。
文学国語 調べとリズム「短歌」の授業にアドバイザーとして音楽の先生が参加しました。
短歌を読み味わい、そこに込められた思いを「声」や「音」で表現します。
グループで作り上げた音声を最後には録音し、全員で表現方法や表現の意図を鑑賞する授業です。
全部で6時間かける計画のうち、今回は4時間目です。
まず最初に、教室で本日のスケジュールの確認をします。
その後、各グループごとに場所を変えて、班ごとにパフォーマンスの確認です。
最後に、音楽の先生からアドバイスをもらって録音することとなります。
A班 <生まれたらそこがふるさと>うつくしき語彙にくるしみ閉じゆく絵本 李 正子
日本語と韓国語に分かれて音読をします。
合唱部による美しい調べも重なり、最後に絵本を閉じる効果音が入る演出は、よく考えられていました。
B班 ホメロスを読まばや晴の潮騒のとどろく窓ゆ光あつめて 岡井 隆
この班は、短歌を短く区切り、ひとり、ふたり、全員で音読を繰り返すことで
まるで音楽のクレシェンド、デクレッシェンドのような調べを作り上げました。
ウインドチャイムやレインスティックといった楽器を効果音として
雰囲気のある作品に仕上げています。
C班 なにとなく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな 与謝野 晶子
明るさと淋しさを声で表現しました。
さらに効果音として音楽を流し、短歌に込められた思いを伝える工夫がされていました。
このクロスカリキュラムでは、アドバイスを基に改良を重ねたものを録音して終了としましたが、
その後に授業で音声付のスライドを作成しました。
スライドはこちらになります。(音声はでません)
R6 2年生探究発表ポスターセッション〜深めるんだ、究めるんだ!〜
令和6年2月22日(木)
本校2年生による探究発表会がポスターセッション方式で実施されました。
2年生は入学の時から、双葉郡に赴いて震災について知ることや、経産省の方を招いてRESASを使った探究を行うとか、さまざまな体験を通して、一人ひとりが積極的に自分自身のテーマを見つけて探究してきました。
2年生の発表ということで、1年生はもちろん、学校評議員の方も参観してくださいました。
14:10 2年生の教室といくつかの特別教室の中にポスターが貼られ、生徒たちは発表の練習を始めました。
テーマは多岐にわたっています。「田村に灯りをともそう」と言った地域探究から、「郡高生は事故が多い!?」と言った身近なものを深めたもの、「ITを使った教育って何?!」と言った教育、「睡眠の質を高める方法」、「SNSによるグルメ業界への効果」、その他、グローバルな課題もあり、どれも興味深いものでした。
14:30 さあ、ポスターセッションスタート!一年生も続々2年生のフロアに降りてきました。
学校評議員の皆様もそれぞれの生徒の発表を興味深く聞いておられました。
今回の2年生は、深めていった探究に対して、問題解決の観点からまとめています。郡山高校生らしい独自の発想、面白い切り口で問題解決のためのアクションにアプローチしています。
現在、2年生のフロア中心に全生徒のポスターが貼ってあります。
あ!豪徳寺くんも発表してたんだ!(豪徳寺君と松竹梅くんは同じグループのようです。)
「豪徳寺くんはどんな探究したの?」
豪徳寺くん「あ!こんにちは!今回は、都市伝説マニアの松竹梅くんと共に、噂の伝播過程、真実と都市伝説の関係について探究し、AI時代のフェイクニュースを防ぐことを発表しました。都市伝説は事実が大きく歪められたフェイクの一つですしね。そもそも、口裂け女とか、ニューヨーク下水道のワニとかありえないですもんね ʅ(◞‿◟)ʃ
松竹梅くん「豪徳寺くん!違うよ(΄◉◞౪◟◉`)ニューヨークの下水道に住む巨大ワニはいるんだよ!」
みんな「えっ?!( ゚д゚)」
令和6年3月19日(火)には、1年生の発表会が開催されます。今回は、あさか開成高校、安積黎明高校、福島大学の生徒様も参加することになております。
R6 「先輩に聞く」を開催しました
令和6年2月21日(水)
総合選抜型等の入試で進学を決めた3年生による進学体験記をお話しする会が開催されました。
4人の先輩からそれぞれ、さまざまな体験とそれをどのように入試に活かしていったのか。
またそれぞれの学校生活についてお話ししていただきました。
会終了後には、多くの後輩たちに囲まれ、たくさんの質問がされていました!
R6 教育コース〜最終回② 民間教育機関と公教育機関 塾のお仕事から知る(後編)〜
(前回の続きです)
夏休み後の教育コースでは次のようなことを行なってきました。
《これまで教育コースでやってきたこと(後半)》
第5回:聴覚支援学校訪問
第6回:教育行政ってどんな仕事?(こども家庭庁・文部科学省 野崎光寿さん)
第8回:塾のお仕事(今回の記事です!)
豪徳寺君「こうやって振り返ると、教育はさまざまなお仕事で成り立っているんだなと感じました。もちろん、他にもいろいろなお仕事に支えられて、私たちは、社会で活躍するため、先人が作り上げてきた叡智や学問を身につけるため、そして、私たち一人ひとりが豊かな生活を送るために、勉強することが出ているんだなと感じることができた。」
小夜子「入学したときは、教育に関われる学校の先生になりたい!って思っていた。もちろんその気持ちはあるけれど、視野が広がった今は、自分がやりたいことはなんなのかってしっかり考えて自分の将来を決めないといけないって思う。」
豪徳寺君、小夜子さん、いろいろ考えることができたようだね!小夜子さんがいうように、知ることによって視野が広がり選択肢が増えていきます。そのことはすごく大事なことです。だからこそ、その選択肢を増やして、自分と向き合いながら、自分の選ぶ道を責任を持って選んでいってほしいですね。・・・・・(2時間経過)・・・。豪徳寺君わかったかな?
豪徳寺君「グゥ〜(( _ _ ))..zzzZZ」
小夜子「な、長すぎる・・・( ;∀;)」
o(・x・)/では本題!
東日本学院からは、福島第3ブロックブロック長の梶原俊男様にきていただきました。
なんと、郡高のOBの方でした。
東日本学院について説明していただいた後、「なぜ、塾、予備校は多様化するのか?」という現在の教育界を取り巻く現状について教えていただきました。
①生成A Iをはじめとした社会構造化の変化、多様化する社会、②「個別」最適な教育サービスの必要性、③学力向上に特化した活動の重要性などが背景にあるとのこと。
そんな中で、この塾が目指す理念が、①勉強を通して自立する力を養う。②社会に貢献できる人を育てる、③思いやりが持てる人を育てるという教育理念だそうです。
先ほどのベスト学院の先生も言っていたことですが、塾の先生は実力主義で、それによってキャリアアップが図れるような職場だそうです。
塾は、公教育と異なり、小学校から高校3年生までの10年以上の長い生徒へのサポートもあるそうです。
豪徳寺君「公教育も民間教育もしっかりと時代の流れを見て、生徒たちが、これからの未来をしっかり引っ張っていける力をつけてあげることが必要であり、共に手を取り合いながら教育を支えていくことが必要なんだと思いました。郡山高校はどうなんですか?」
郡山高校も、VUCAと呼ばれる予測が難しい時代に、AIやデータをしっかり使って社会を切り開いていける人材を育成できるように考えているよ。ポルトガルの高校生と双葉郡にフィールドワークに行ったのもそういう教育の一環なんだよ。
小夜子「異文化を持つ高校生と震災に対する防災とか、共通の課題について話し合ったりしました。なるほどね!今回お話を聞いて、高校のような公教育と塾のような民間教育がお互いより良い教育を作っていければいいなと思いました。」
ベスト学院様、東日本学院様、ありがとうございました。
R6 教育コース〜最終回① 民間教育機関と公教育機関 塾のお仕事から知る(前編)〜
令和6年2月16日(金)
今年度始まった「郡山高等学校教育コース」も最終回を迎えました。
郡山高校の教育コースの特徴は、『教育界全体から教育を考え、教育を探究する』、受講者のターゲットは、学校の先生になりたい人だけでなく、日本における教育の仕組みを探究したい人になるでしょう。この点は、おそらく、他の高等学校の教育コースとの違うのかもしれません。
《これまで教育コースでやってきたこと(前半)》
第1回:これからの社会と教育(福島大学 学長 三浦浩喜先生)
第2回:郡山高校の先輩から聞く(教育実習生)
第3回:ワークショップで考える世界基準で考える教育(OECD教育局 FG2C 富永貴子氏 新堂絵梨香氏)
夏休み明けの後半については、次回の記事でご紹介します。
豪徳寺君「OECD東北スクールを中心になって進めていた三浦学長や、その時生徒で活躍していた方からお話が聞けたことは、とても貴重でした。自分は、後半でお話をいただけた文部科学省の野崎さんのお話を聞き、教育行政の分野に進みたいと思うことができ、教育分野に対する視野が広がったと感じます。」
小夜子さん「私は、福島大学でのワークショップが心に残っています。また、聴覚支援学校の皆さんとぼっちゃを通して交流できたことがとてもいい経験でした。」
松竹梅まさお「OECD FG2Cの富永さんと新堂さんのワークショップが一番印象に残っています。対話しながら考えることでいろいろ意見を出すことができました。」
豪徳寺君と小夜子さん、そして松竹梅君、ありがとうございます。また、感想聞かせてください。
さて、今回は、2つの塾の先生に来ていただいてお話をいただきました。どちらの塾も、ただ勉強を教えるのではなく、”どんな生徒を育成していきたいのか?”と言うしっかりしたビジョンを持って、授業はもちろん、さまざまな取り組みを行なっているそうです。
まずはベスト学院!今回来ていただいた講師の先生は、ベスト学院株式会社管理本部 本部長 青戸美智子様です。
この塾の生徒育成像は「言われた通り動く人から自ら創造できる人」VUCA時代に求められる力は主体性・実行力などであり、塾としてもこれまでのような暗記型ではこのような力をつけることは出来ないと考えて教育活動を進めているとのことです。
QOA授業(Question Optimum Answer)と言う競争力が身につく対話型授業を行なっているそうだ。
福島県全体の学力向上のために、幼稚園や小中学校、そして短大や看護学校に官民連携の出張授業も出張授業も行なっているそうです。
塾の先生の1日や塾の先生が行う研修などを紹介していただいた。
塾には授業を教える先生だけでなく、管理本部と呼ばれる塾のマネージメントを行う部署もある。そこでは、採用や研修の企画をする「総務人事部」、授業以外の各種セミナーや合宿、講習会などの計画運営をする「運営部」、新規店舗開発のためのマーケティングや社内ブランデイングを行う「企画開発部」があるそうだ。
豪徳寺君「民間企業ということもあり、事業拡大や経営についての大変さや興味深さを感じることができました。」
勉強はなんのためにするのか?
この答えは、人それぞれでしょう。しかし、勉強することで得られる知識や経験によって私たちは、わかることやできることを増やしていき、人生を豊かなものにしていくことができるのでしょう。その意味では、学校も塾も社会の中で非常に重要な構成要素であると思います。
次回は、東日本学院の先生のお話!!!郡高のOBの方がお話ししてくださいました。
R6 郡山高校1年生Steam Festivalで探究発表行いました。
令和6年2月11日(日)福島大学で開催された「Steam Festival」に参加し、1年生の3名が探究の発表を行いました。
このイベントは、福島大学foR-Fプロジェクト「福島型STEAM教育の開拓」で行われるイベントで、STEAM教育に関する様々な取り組みについての発表会でした。
特別ゲストには、中島さち子さん(1996年国際数学オリンピックインド大会で日本人女性初の金メダルを獲得した音楽家であり数学研究者)が来てくださり、ご講演をいただきました。
本校の代表は、1年生の久住川真緒さん・遠藤江美子さんによる「郡山をきれいにするために〜ごみを減らすには〜」、同じく1年生の西野早咲さんによる「グリーンツーリズム」でした。
2人とも、郡山高校の代表としてしっかり発表をしくれました。
令和6年3月19日(火)に、郡山高校を会場に、安積黎明高校、あさか開成高校の代表の生徒たちが、探究の発表をすることになります。こちらについても、今年度初の取り組みになります。
R6 郡高「探究科」説明会開催!
令和6年1月31日(水)in 郡山市中央公民館
福島県教育委員会 県立高校改革室が主催の「郡山高等学校「探究科」説明会」が開催されました。
お忙しい中、参加してくださった皆様、ありがとうございました。
県立高校改革室の伊藤様より、「探究科と探究学習について」ご説明いただき、その後、本校校長より、「特色ある学び」と「探究科が目指す進路」についてお話しさせていただきました。
このホームページでもご紹介している、ポルトガルの生徒との交流や大使館とのインタビューをはじめ、探究科に向けたパイロットプログラムについても触れさせていただきました。
今後、体験入学等でより詳しい情報をご提供できますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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・
あ!豪徳寺君!
(豪徳寺君と中学生が近づいてきた。)
学くん「今日は、父と弟と参加させていただきました。こちらが弟の豪徳寺勉です。まだ中学2年なんですが、30代の雰囲気を持っており、岩の呼吸を修行しています。勉、どうでしたか?」
勉くん「本日はありがとうございました。いつも兄がお世話になっております。兄から様々なお話を伺い、非常に楽しみにしておりました。探究的な学びが非常に興味深かったです。例にありました、”地球温暖化の原因は本当に二酸化炭素なのか?”という問いから始めると、学校だけでなく、大学や研究所などにも学びの場が広がると思いました。これから柱稽古がございますので、そろそろおいとまさせて頂きます。では」
:(;゙゚'ω゚'):すごい中学生ですね。豪徳寺君!
学くん「・・・。」
R6 クロスカリキュラムへの挑戦〜保健と家庭基礎のコラボ〜
令和6年1月22日(月)
「保健」の授業と「家庭基礎」の授業のクロスカリキュラムの授業が実施されました。
クロスカリキュラムとは、「各教科間の内容を連携させることで,各教科で扱われる教育内容を正しく,深く,効率的に理解させ,広い視野で応用・活用する力を身に付けることをねらいとする」ものです。
教科で学んだ知識や技術を、他の教科の学びに活用することで、生徒に活用できたことを実感させることができます。
今回のテーマは、栄養素についていつもの授業とは異なる観点で授業を行いました。
「保健」で5大栄養素について復習しました。私たちの体を構成する構成するタンパク質は、運動部の生徒にとって特に興味を引くものですが、体に吸収される際は、アミノ酸に分解されます。アミノ酸といえば、化学の授業でも20種類ものアミノ酸を整理して覚える必要があるものです。化学ともクロスカリキュラムができそうですね。
今回は、「家庭基礎」とのクロスカリキュラムでした。前半に復習した5大栄養素をしっかり考えたお弁当をグループワークで考えるワークショップを行いました。料理となると、単に栄養素だけでなく、彩りや味なども踏まえて、食べたいと思うようなものを作らないといけません。
生徒たちは、それぞれのグループで、独自性のあるお弁当の構成を考えました。
最後に菅波先生から本田宗一郎氏の言葉を通して、メッセージがありました。
郡山高校では、令和7年度から始まる探究科のカリキュラムや、単位制に進化する普通科での学びを考え、様々な取り組みを行っていますが、このクロスカリキュラムもその一つとしてチャレンジしています。この他にも、クロスの実践を続けていきます。
住所:〒963-0201
郡山市大槻町字上篠林3番地
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