行事の様子、お知らせ

2022年9月の記事一覧

R4修学旅行3日目 報告

昨日のUSJの疲れもありましたが、京都東急ホテルのやわらかベッドと豪華な朝食によってHP(体力)が完全回復し1日がスタートしました。2年5組が大阪方面(海遊館→道頓堀→通天閣)、他のクラスが京都方面(伏見稲荷→三十三間堂or嵐山→祇園)、その後、清水寺で集合という日程でした。

大阪方面の5組が、早めに宿をあとにし、その後、京都方面の他のクラスが出発しました。

(京都方面)
9:00 伏見稲荷に到着した。稲荷というからには、おキツネ様だ。東北地方の僕達にとっては、キツネというと「鳥羽上皇が寵愛したという伝説の女性・玉藻前が九尾の狐の化身(妖狐)で、陰陽師の安倍泰成に見破られて東国に逃れ、上総介広常と三浦介義純が狐を追いつめ退治すると狐は石に姿を変えたという伝説があり、その岩が那須にある殺生石としてガスを噴出させ人を・・・」と2時間くらい話せるが、これくらいにしておこう。要するに、畏れ多い存在なんです。緊張しながら中に入ると、綺麗な鳥居がトンネルのように並んでいるではないか!鳥居のトンネルをワクワクしながら抜けお参りした。何と神様は、玉藻前の心霊様(九尾の狐様)ではないか!富をもたらす神様でもあったのかと、物事には裏と表、全体をしっかり見ることが大事だと感じた。伏見稲荷をを後にする頃には、お稲荷様に対する気持ちが、これまでとは違ったものになっていた。

11:00 嵐山に到着。渡月橋というすごく有名な橋を初めてみた。ここを着物を着て渡りたい、そんな気持ちになる場所だった。渡月橋を往復した後、お店で甘いものやコロッケ、お土産屋に行きどんどん買い物カゴに入れ、USJ並みに散財してしまった。次は、着物を着て祇園を歩く!この修学旅行で、普段制服で接する同級生の私服を見て、印象が変わるという経験をしたが、この日は、さらに踏み込んで和服の友人たちと過ごすんだ、そんなワクワク感が高鳴り出した。バスに乗り祇園へGO

13:00 祇園に到着し、着物に着替える。頭の中の自分へのイメージは、福山雅治の坂本龍馬だ。頭の中に「蛍」が流れ始めた。しかし、鏡を見たらそこにいるのはバカボンだった・・・。それは置いておいて、いつもと印象が変わる友人たちと祇園の街を歩き回る。修学旅行ってこんなに楽しいのか!って改めて思った。この時間がもう少し長く続くといいな・・・。私服に着替えて、次の場所清水寺に向かう。

15:30清水寺に向かう坂を登る。イメージ通りの京都!そして清水寺に到着。中に入ると有名な清水の舞台!遠くに京都の街と京都タワーが見える。昔の人は、ここから平安京を見ていたのか!と想像した。爽やかな風を感じながら清水を楽しみ、その後、坂を下りたところに「音羽の滝」があった。何でも「長寿・恋愛・学業」で一つしか選べないと言う!並びながら最適解は何かを考え続けた。後ろの友人に早くしろよと言われながら到達した私の解は・・・。その後夕食。豆腐が美味しい!木綿豆腐なのに絹の舌触り。京都では、毎日豆腐を食べるらしい。「今日も豆腐、今日も豆腐、今日も豆腐、京都府」と変化したとバスガイドのお姉さんが教えてくれた。それは冗談だった・・・。京都を色々な面から楽しむ1日だった。本気で京都の大学に進学することを考え始めた1日だった。以上3日目の報告でした。

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R4修学旅行2日目 報告

6:00 起床 ホテルグランビア大阪という一流ホテルのベットであっても、今日行くことになる場所は、生徒たち全員をすっきりと目覚めさせることになった。そう、本日訪れる予定の場所は「ユニバーサルスタジオジャパン」!生徒の中には、数日前から、最も効率の良いアトラクションの周り方を自分の探求テーマと同じくらい探究していたそうだ。

8:30 クラスごとにバスに乗りUSJへ向かった。大阪の高速道路は、東京の首都高と何かが違う。ゲームのコースのように入り組み、ビルがとても近いのだ。そんな高速道路を30分ほどいくと、そこには昨日の古都の姿とは全く違う世界が広がってきた。さぁ降りるぞ!と思ったら、離れていくではないか!海沿いの駐車場に到着したが、そこから入口まで1.4キロ。USJで使うべき体力を温存しながらもできるだけ早く到着するという矛盾を見事なバランスで、とうとう入り口に到着した。

9:20 入場!(ここからは、ある生徒たちの視点で書きます。)まず私たちは、先生方がいる本部を確認し、ハリーポッターの世界に向かった。映画で見るホグズミード村があった。そして、その先にホグワーツ魔術魔法学校があった。入り口近くについたが、訳あって、建物の周りをゆっくり移動し45分ほど経ちやっと中に入ることができた。壁の肖像画が話すような奇妙な通路を抜けると不思議な乗り物に乗り込む。ハリーポッターとホグワーツの空を飛び回り、何だかわからないうちに問題が解決し、ハリーたちにお礼を言われるという貴重な経験をすることができた。

その後、ボートに乗って巨大ザメに襲われるジョーズというアトラクションでハラハラドキドキし、ウォーターワールドというとてつもなく激しい舞台を目にした。最後に壁を抜けて飛び出してくるアレには本当に驚いた。

お昼 我々にお櫃を優雅に食べる余裕はない。ターキーレッグを食べながら次のアトラクションに向かった。最近できたばかりのNINTENDO WORLDに入る。スーパーマリオの世界がそこに広がった。すごい人で、アトラクションは無理そうだったので、雰囲気だけ楽しんで次に向かった。

14:30 スパイダーマンに向かう途中で、「Legends of Fear」という昔ながらのモンスターのお化け屋敷があったため入ってみた。昔の映画を見て、こんなドラキュラとか動きの遅いフランケンなら私でも勝てる!と思っていた私は、すぐに思い上がりだったと気付かされた!心臓が飛び出ないように出口に向かい何とか脱出。

14:50 スパイダーマンのアトラクションでスパイダーマンと一緒に街を飛び回り、知らない間に、何かの問題を解決し、スパイダーマンにお礼を言われるというまたまた貴重な体験をした。その後隣のミニオンパークに行き、ミニオンハチャメチャライドに乗った。ミニオンにされジェットコースター並みの乗り物で、いつの間にか人間に戻っていたというここでも奇妙な体験をした。

16:00 流石に疲労感を覚え、お土産を買いにお店に向かい、集合場所で皆さんと合流しました。

19:30 渋滞に巻き込まれたこともあり、遅れて京都東急ホテルに到着、すぐに夕飯でした。舞妓さんと芸妓さんがサプライズで踊りを披露してくださいました。クラスごとに芸妓さん舞妓さんと写真を撮り、2日目も非常に有意義な時間を過ごすことができました。 以上で2日目の報告終わります。

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R4修学旅行1日目 報告

8:20予定通り郡山から新幹線で京都に向かいました。コロナ禍で、このようなクラスの仲間と宿泊を伴うものは、郡山高校に入学してからは初めてであり、数週間前から楽しみにしていて落ち着かない生徒もいました。

10:30 東京駅に到着。乗り換え時間が限られるなか緊張感を持って東海道新幹線ひかり639号に乗り、目的地の関西方面に向かいました。

13:30 京都駅到着。バスに乗り込み、奈良方面へGO!(何か雲行きが怪しいけど・・・)バスガイドの案内も興味深いだけでなくお笑いの要素が散りばめられ、バスの中に笑いがあふれてました。(関西を感じられるひとときでした。)

15:40 薬師寺到着!途中、平城京の朱雀門や古墳など気持ちは古の時の中に入っていくような気持ちになりました。(あくまで個人の感想です。)
薬師寺僧侶の説法が始まりました。やはりユーモアあふれる説法で笑いで和ませてくれました。しかし、話が終わる頃には、生徒の皆さんだけでなく先生方も、自分の人生について真剣に考える、そんな雰囲気で終わりました。
その時、突然の雨が!(アメダスの予報通り)天気予報も、雨→豪雨→ひどい豪雨と変化し、皆薬師寺を後にし、奈良公園方面に向かいました。

16:15 奈良公園に到着。奈良公園のガイドさんに連れられ雨の中東大寺に向かいました。大きな建物だなと見ていたら、その建物から出てくる人たちが小さい、その瞬間、大仏のある建物の大きさがとてつもないものだと気づきました。中の大仏はただ大きいだけでなく、下から見た時に貧弱に見えないように、建物に仕掛けがあったり、上に行くほど大きく作られていたりと、技術的にも素晴らしいものがあるとのことでした。

17:00 春日大社へ。春日大社といえば、縁結びのパワースポットと言われているところです。しかし、雨が降っていたこともあり、早歩きで中を移動。しかし、ご利益はあることでしょう!その後、神仙境で夕食をとり、大阪に向かいました。

20:00 生徒全員1日目の宿泊場所であるホテルグランビア大阪に到着しました。明日は、ユニバーサルスタジオジャパン!古都から一気に未来に! 以上1日目の報告でした。

写真は↓

修学旅行1日目.pdf

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令和4年度 英語科 国際理解講座

1.日時:令和4年9月14日(水)

2.講師:外務省 国際協力局 気候変動課 牧野由明(まきのよしあき)様

3.目的:外務省の役割と世界の課題への取り組み、国際協力について理解すると共に、私たちがこれから国際社会の一員としてできることについて考える契機とする。

 英語科の、「国際理解(1年生)」、「時事英語(2年生)」の授業の一環として実施。グローバル社会で活躍する職業の一つ、外務省の方のお話を直接うかがう貴重な機会でした。国際社会における外務省の役割や具体的な仕事の内容、世界規模の課題解決へ向けてどのような取り組みを行っているのかについての講和を受け、生徒達は国際理解や国際協力で大切なこと、自分に今できることは何か等について、真剣に考えながら話を聞く様子が見られました。東日本大震災の後、福島県が、ボスニアとの交流を初め、各国から多くの支援をいただいたこと、気候変動外交、ジェンダー平等の実現に向けた「WAW」の取り組み、サッカー等のスポーツを通した民族融合プロジェクトについてのお話は生徒にとって身近な話題も多く、自分事として考え行動するきっかけとなったようです。また、国際社会の一員として、正しい現状を知り、異文化や価値観を理解することが大切であるというお話をいただきました。最後に、牧野様より、これから国際社会で活躍する生徒達へ向けて「人生にはセカンドチャンス、サードチャンスがある。諦めず挑戦し続けることが大切。」というメッセージをいただきました。

 

 生徒代表で、英語科2年6組の今泉さんより、「国際社会の現状を知り、正しい情報を元に行動することが大切だと分かった。英語科は国際社会を視野に入れた進路を希望する生徒が多いが、牧野さんのように国際社会で活躍する日本人がいるのは私たちの光だ。一人一人が自分に何ができるかを考えて行動していきたい。」とお礼の言葉を伝えました。

 講座終了後に、1年生から3年生の希望者による座談会が行われました。海外の大学への留学希望者や、将来の進路希望の一つとして外交官や外務省勤務を希望する生徒もおり、数々の質問や意見交換が行われました。

 以下は生徒の感想の一部です。 

・相手の文化や考え方を理解、互いの違いを認め尊重する、その上で自分の考えを伝えることが大切だと学んだ。

・外務省の方々のおかげで、日本の外交や国際社会での、平和的地位が保たれているのだと分かった。

・東日本大震災で、ボスニアの方々と福島が絵を送り合って励まし合ったことにとても感動した。

・気候変動対策やジェンダー平等問題解決など、すぐに解決が難しい問題でも、普段の生活からできることはきっとあるはずだ。

・牧野さんがおっしゃった、「すぐに諦めてはいけない」という言葉が心に残った。

・私たちがこれからも外国語や他国の文化を学び続けることが、先ず国際社会の一員としてできることなのだと思いました。

・日常生活中から、相手の良い面はリスペクトして、良くない面は話し合うなどしていけば、そういった姿勢は国際社会の一員としても通用する大切なことだと思った。

 

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