行事の様子、お知らせ

郡高の行事

R5 対面式&新入生歓迎会を行いました。

令和5年4月11日(火)

新入生と在校生が顔合わせをする「令和5年度 対面式・新入生歓迎会」を実施しました。

入学したばかりの新入生の皆さんは、ワクワク感と緊張感の入り混じった気持ちで、先輩方が迎え入れる体育館に入場し、生徒会長寺尾君から、歓迎の言葉があり、対面式が始まりました。

部活動紹介では、各部、限られた紹介時間の中で、しっかりと練り上げられた発表をし、会場が沸きました。

運動部の先輩のアクティブな動きにざわめきが起こり、

野球部など屋外競技の先輩のユーモアのあるプレゼンに和やかな雰囲気に!

空手部の華麗な蹴りを見て、強くなりたいって思い、

文化部もいいな〜

全国クラスのダンスと合唱を聴き、改めて郡山高校に入学したことを実感した。

 

【生徒達の声】

「こうやって郡山高校の伝統が引き継がれていくんだな〜。」

「どの部活も充実した高校生活が送れそう!どの部活に入るか悩む。」

「自分は、〇〇部に入って全国を目指すことを小学校から決めてました。」

など、皆さん目を輝かせていました。

 

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R5 2学年 探究講演会 地域経済分析システム(RESAS)を行いました。

令和5年4月27日(木)

2年生の「総合的な探究の時間」で経済産業省の方から地域経済分析システム(RESAS)の使い方の講演をいただきました。

全国的に探究学習が進められてきていますが、郡山高校では、探究学習を次のレベルに上げるために、「FACT(事実)をベースにした探究」「事実に基づいたテーマ設定」を行うために、経済産業省と内閣官房田園都市国家構想実現会議事務局が提供しているRESASの使い方を学びました。

探究学習を通して学ぶことで、思考力・判断力・表現力、その上学びに向かう力が成長すると言われています。

 

今回の講演会では、生徒たちはもちろん先生方も、RESASを使って、客観的なデータを通した郡山市を見ることで、驚きや気づきがあり、至る所から、「え〜!こんなことが!」「知らなかった!!!!」「データを通して見ると、地域の課題が見えてきますね!」などと言う声が上がっていました。

地方創生★政策アイデアコンテストにチャレンジ!

 

 

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郡高47期生入学!令和5年度入学式が行われました。

令和5年4月10日(月)入学式が行われました。

今年度は、昨年までと違い、感染拡大防止を注意しながらも、吹奏楽部による演奏や合唱部による校歌披露が行われました。

【入学式】

厳かな雰囲気の中、吹奏楽部による入場の曲が流れ始め、保護者や先生方が見守る中、入場しました。

これから始まる高校3年間の高校生活に不安や期待をそれぞれ持ちながら、入場しました。

一人一人が担任の先生方に呼名され、クラスごとに起立しました。そして、240名の新入生が、入学を許可されました。

新入生代表の誓いの言葉では、生徒を代表し、郡高の伝統を引き継ぐ立派な言葉を述べました。

郡高では、校歌披露が、合唱部によって行われます。これも、コロナ禍ではできなかったことですが、今年度から再び行われました。

「校歌で感動するなんて!」「校歌披露で、会場の雰囲気が一瞬で変わった!」

このような声が聞こえてきます。

そして、担任が紹介されました。式が終わる頃には、入場の時不安に思っていた生徒たちも、これから始まる3年間、新たなステージで、自分を磨きつつ成長していくことを一人一人が心に誓い、堂々とした姿で、入学式を終えました。

 

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令和4年度離任式が行われました。

桜が咲き、暖かくなってきました。一方で、これまでお世話になった先生方とお別れをする季節でもあります。

令和5年3月30日(木)に郡山高校離任式が行われました。

1、2年生だけでなく、先日卒業した、3年生も体育館で離退任される先生方のお話を聞きました。

阿部校長先生から、「・・・世界に目を向けてください。これからは、日本にとどまるのではなく、しっかり世界の自らの目で見て、そこで活躍してください。・・・」目まぐるしく変わり、何が起こるのか理解することが難しい社会に出ていく生徒たちに向け、非常に暖かい応援メッセージをいただきました。

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OECD東北スクール2.0(福島ワークショップ)を郡山高校で開催しました。

3月26日(日)に郡山高校で日本OECD共創プロジェクトの一環として「OECD東北スクール2.0(福島ワークショップ)」を開催しました。

参加したのは、郡山高校生10名、あさか開成高校生10名、東京都立立川学園の高校生3名、そしてオンラインで大阪市立小津中学校の生徒と大阪市立東香里小学校の生徒という、年齢と校種という壁を超えたアカデミックな交流をしました。

 


ファシリテーターは、佐藤陸君(OECD東北スクール統括リーダーでありUCバークレー卒)と同じくUCバークレーの友人Sho君、そして特別講師として、東北大学大学院の遠藤遼君(ふたば未来学園出身)が来てくださいました。

 


佐藤陸君とSho君から、予測が難しい社会、そしてテクノロジーが発達していく社会で必要な力、そしてそれを身につけるために海外で学ぶことの意義を伝えていただきました。お話が終わった後も、郡山高校、あさか開成高校の生徒が陸君のところに質問で集まりました。

 


昼食後、東京の立川学園の生徒たちが来校しました。立川学園は聴覚支援学校です。迎えた生徒たちも手話でようこそ!とコミュニケーションをとりました。

 


午後のセッションは、ウクライナとの交流(←詳しくは)の振り返りから始まりました。代表でプレゼンをした佐川さんからのお話や録画されたウクライナの学生たちのお話や文化紹介を見た後、それぞれが感想等をシェアしました。

 

大阪市立小津中学校は、生徒会が中心となり校則を生徒の目線で見直したり、制服を考えたり、その制服のファッションショーをやったりとすごく自主性の高い生徒たちがおり、今回はその中心の生徒たちが交流してくれました。はっきりと自分の考えを述べる姿に高校生は焦りを感じていました。


次のセッションは、立川学園の生徒による「目で見る詩」を行いました。手話による詩の朗読「・・・遠くとっても近くって、近くはとっても遠かった・・・言葉には意味がなかった、意味には言葉がなかった・・・」とっても考えさせる詩でした。

 


遠藤遼君からは、原発事故から避難した経験と復興についてレクチャーを受け、今なお残る被災地の葛藤、復興のあるべき姿とは?など答えのない問題に対して深い議論を行いました。

 


最後に、佐藤陸君による「これからの教育のあるべき姿」という問いに対して生徒の目線から話し合いを行いました。OECD education2030の中で、世界中で問われている問題を、校種、年齢を超えて考えました。

 


これからも、このようなイベントをさまざまな外部団体と協力して計画しております。

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英語力向上「英語多読パイロットプロジェクト」完了!報告会しました!

本校英語科2年生は、文教大学の千葉教授の伴走のもと「英語多読パイロットプロジェクト」を実施しました。

1か月間のパイロットプログラムだったのですが、目標にしていた5万語に届きそうな生徒もいたようです。ちなみに、最終目標は100万語!これをしっかりしたセオリーのもとに行いクリアすると、TOEIC(L-R)だと800越えは間違いないとのことです。

英語科の教室に並べられた200冊の英語の絵本を使い、生徒たちは、とても楽しみながら(勉強しているという意識を持たず)たくさんの英語のシャワーを浴びました。

 

 

そして、最終日である、令和5年3月17日(金)にプロジェクト最後の報告会を行いました。

皆さんは、「He's cross.」の意味わかりますか?教科書しか触れてきていない生徒たちは、絵本の中で4〜5回この表現を目撃しました。ネイティブの子供達には当たり前の表現でも、私たち日本人には馴染みのない表現が用意された絵本の中にはたくさん出てきます。

絵本を通して楽しみながら行う学習を「偶発的学習(incidental learning)」と呼び、特定の活動を通して結果的に対象の知識やスキルを身につけます。通常の「意図的学習」と合わせることでより効率の良い学習環境を作ることができます。

 

生徒たちは、タブレットパソコンを使用し、おすすめの絵本の紹介をクラスで紹介し合いました。

 

次年度からは、本格的にスタートします。

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Project∞(日本OECD国際共創プロジェクト)ウクライナの学生と交流

令和5年3月10日(金)に、ウクライナの生徒さんたちと交流しました。

このイベントは、前回のポルトガルの学校交流と同じくProject∞の一環でウクライナの生徒さんたちと交流する機会に恵まれました。今回のイベントは、ウクライナ側では、戦闘が行われいつミサイルが飛んでくるかわからない状況の中、シェルターからオンラインで繋ぐため、イベントが始まるギリギリまで、出来るかどうか未定でしたが、なんとかスタートしました。

オープニングでは、OECDのアンドレアス・シュライヒアーさんや児玉和夫大使の挨拶がありました。

このイベントでは、ウクライナ側から3人の代表プレゼン、日本側からは、3人の安積高校生と、本校からは、英語科3年生の渡邉有陽さんと同じく英語科2年生の佐川結菜さんがプレゼンテーションを行いました。

 

最初にウクライナの生徒のプレゼンが行われました。彼らの一人は、空爆によって凄まじい被害を間近に見たこと、一方で、ウクライナで行われている戦闘が徐々に風化しているのではないかという不安などが話されました。

 

その後の発表で、安積高校のみなさんは、探究で研究している「風評被害とメディア」についてのプレゼンを行いました。この研究に対して、この発表を受け、原発事故におけるメディアの反応をまとめた貴重な資料をいただき、さらに研究に磨きがかかるようでした。

さて、本校の渡邉夕陽さんは、自身のこれまでのウクライナ支援の活動とドイツに訪問し「福島の風評被害を払拭する」取り組みを紹介しました。夕陽さんが昨年ドイツを訪れた時、現地の高校生達は、福島は今でも危険な場所だという印象を持っていた。しかし、福島の復興の状況をしっかり伝え、彼らと膝を合わせて対話をしていく中で、日本に帰国する際には、「僕たちも日本にとても行きたくなった!」と言ってくれるようになった。風評を払拭するためにはしっかり事実を伝え続けていくことの大切さを、自分の経験から語りました。

 

2年生の佐川結菜さんは、英語で、自分のウクライナに対する思いと、彼らに歌を送りました。

ウクライナの生徒達もこの2人のプレゼンに感激をしてくれました。

 

今後も郡山高校では、ウクライナの高校生はもちろん、ポルトガルの学校の生徒やアフリカのセネガルの生徒達、日本の中で様々な学校と協働で探究していきます!

 

 

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R4進路講演会(山口和士先生)郡高にドラゴン桜を咲かせよう!

令和5年2月20日(月)と21日(火)で1・2年生に進路講演会を行いました。

講師は、「ドラゴン桜」のモデルの一人である、山口和士先生です。先生は、全国の高校でご講演をされており、多くの高校生に夢を持たせ、どんな大きな壁でも突破できる自信と精神力を持たせてくれる方です。「逆転の山口」と呼ばれており、E判定であっても最後までチャレンジする生徒たちを全国で育成されています。

今年度、山口先生に2日間、それも、希望生徒に面談まで行っていただきました。

先生自身が、非常に辛い時を過ごしていた時に一歩踏み出し、湯川秀樹先生に出会った話には、生徒たちが真剣に話を聞きながら、自分自身と向き合い始め、さまざまな大学の学長様がどのような研究を行いどのような分野で活躍した方なのかを話していただき、会場全体がゾーンに入るような良い雰囲気になりました。

講演後、面談希望を募ったところ、約70名の1年生が希望し、山口先生に夜遅くまで一人一人面談していただきました。初めて出会った生徒が、山口先生に直接面談してほしいということ、面談後、一人一人が、自分に向き合い、自分の進路にこれまで以上に真剣に考え始めたこと、教員である我々が本当に見習うべき姿だと痛感しました。

2日目の2年生への講演会では、1年生とは違った内容と切り口でお話をいただきました。3年生が卒業し、最高学年になる身として、真剣に話を聞いていました。

この時も面談希望者が70名ほど。先生のご帰宅の時間があったので、全員はできませんでしたが、握手だけでもという生徒もおりました。

VUCAとよばれる不安定な社会の中で、テクノロジーがどんどん発達していき、我々人類の在り方が問われ始めている中で、郡山高校として生徒たちが活躍できる力や精神、そして自分たち一人ひとりが社会に能動的に関わり、時代を作っていく人材になれるように機会をどんどん作っていきたいと思います。

山口先生ありがとうございました。

 

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英語力向上のための取り組み「多読プログラム」スタート(英語科2年生)

令和5年2月17日(金)に、英語力が飛躍的に向上する多読の研究をされている文教大学国際学部から千葉克裕教授に来ていただき、英語科2年生に対して多読プログラムのオリエンテーションを行いました。

英語多読は、英語力を向上させる方法としては有名で、多くの学校で実施されていますが、効果的な方法で行われていることは少ないそうです。千葉先生は、多読の学習方法や効果について長年研究されており、文教大学でも多くの生徒が飛躍的に英語力を向上させています。

郡山高校では、令和5年度より、英語科の生徒たちを中心に、多読プログラムを導入していきます。このプログラムは、1ヶ月間のパイロットプログラムで、約200冊の英語の絵本からはじめ、5万語程度の多読を千葉先生の伴走のもと進めていきます。最終的な目標は100万語です。

 

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STEAM教育について 先生方の研修会を開催しました!

郡山高校では、生徒だけでなく先生方も「先行きが不透明で、予測が難しいと言われる時代」に対してしっかりと向き合い、授業のあり方や学校の在り方をしっかり探究しています。

 

今回は、「Society5.0に向けたSTEAM教育とその可能性」と言うテーマで、福島大学人間発達文化学類の教授で福島型STEAM教育の開拓の中心となる中田文憲教授、同じく人間発達学類で芸術(彫刻)で非常に有名な新井浩教授にお話をしていただきました。今回、人間発達学類の学類長である初澤敏生教授も郡山高校に来校いただきました。

中田先生からは、STEAM教育についてのお話をいただき、新井先生からは、これからアートが学校教育になぜ重要なのか、そしてデザイン思考とアート思考についてお話をいただきました。

質疑応答では、「さらにAIやテクノロジーが発達するSociety5.0で、教員の役割はどうなっていくのか」と言う問いに対して初澤敏生教授から非常に熱意のあるアドバイスをいただくこともできました。

研修会が終わった後も、多くの先生方が福島大学の先生方と対話させていただきました。

 

 

*1 STEAM教育とは:Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の5つの単語の頭文字を組み合わせた教育概念で、社会での問題発見・解決に生かしていくための教科横断的な教育

 


*2 Society5.0とは(内閣府HPより):狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。

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