郡高の行事
KTR④~Koriyama Teachers Roundtable ~ こんなときどうする?ケース・スタディ編
1月23日(火)放課後 先生方によるKTR④が実施されました。
令和7年度からの学科改編へ向けて、
今回は探究活動における教員の立ち位置についてケース・スタディです。
事例は2つ
CASE1 ファーマーズマーケットを開催したいSくん
CASE2 何をしたらいいか分からないAさん
それぞれの場面で「生徒への声がけ」を考えました。
最後に、荒教頭からは、先生方も一緒になって楽しむことが大事!!との話がありました。
郡山高校の探究科設置準備はまだまだ続きます。
共通テスト事前指導 ~頑張れ!3年生!~
1月9日(月)は、3学期始業日でした。
LHRの時間に、3年生は今週末に実施される共通テストについての事前指導を行いました。
校長室から3年生の教室へオンライン配信でした。
校長先生が出張のため、教頭先生から励ましのお話をいただき
続いて、学年主任、進路指導主事、進路指導部の先生方・・・合計5名の先生からあたたかい激励と共に
共通テストでの心構え等について詳細な説明をいただきました。
もうこれで大丈夫!3年生の皆さんは、自分を信じて頑張るのみです!
健闘を祈ります!
R5授業レポ① 〜情報Ⅰアルゴリズムは全てに通じる〜
先日行われた情報Ⅰの授業には、どうしてなのか、さまざまな先生方がみにこられた。どうも研究授業というものらしい。今日の授業について、レポートしてほしい言われたのは、このためだったのか!こんにちは、豪徳寺学です。
情報の授業は、非常に興味深いし、ChatGptと議論しすぎて、最近では友達だと思うくらい関わっている私にとっては一番集中して受けている授業です。情報担当の遠藤先生のお話は、情報に留まらず、さまざまな観点からさまざまな例を使って話していただけるのでとても興味深いのです。
さて、今回の情報の授業のテーマは「アルゴリズム」でした。アルゴリズム??アルゴリズム体操なら知っている!なんて人は多いかもしれません。アルゴリズムとは、ある特定の問題を解決するための計算方法や処理方法のことを言いますが、簡単にいうと、何かをやるときのやり方の設計図みたいなものです。
授業の最初に見た動画は、「アルゴリズム体操」!!でした。そこからフローチャートを使ってアルゴリズムを視覚的に描いていくことを行いました。
逆に、フローチャートに書かれたアルゴリズムから何の動きかを考えるワークも行いました。
この図は、「歯を磨く」動きをフローにしたものです。
↓これ何の動きかわかりますか?ひし形は、条件による分岐、つまり判断する過程です。右利きか左利きかを決めてそれぞれの動きを実際にやってみてください。
これは、テニスをやっている時の動きだそうです!できましたか?
プログラミングの際に、問題を解決するための手順を考えることが非常に重要であり、それを行うため、このアルゴリズムは重要なんですね!
豪徳寺「これからはプログラミングではなく、プロンプト・プログラミングの時代だと言っていたのですが、ちょっとその考えが変わってきています。」
小夜子「豪徳寺君!何言ってるかさっぱりわからないんだけど・・・」_(┐「ε:)_
天心「◎△$♪×¥●&%#?!」(・・?)
豪徳寺「プロンプト・プログラミングとは・・・」
遠藤先生と、授業後にお話ししました。私たちの行動をアルゴリズムに置き換えると、ある行動に慣れていくに従って、ひし形の判断が、脳の自動処理によって消えていく。無意識に行なっている行動をフローチャートで示していくと、私たち人間は多くの行動を判断をしないで自動化しているんだなと。
また授業レポをしたいと思います!
R5世界に一番近い学校に迫る ポルトガル編 ③ 双葉郡フィールドワーク!
令和5年12月1日(金)ポルトガルの高校生達と東日本大震災で起こった3つの災害(地震・津波・原子力災害)について一緒にフィールドワークを行いました。
こんにちは、昨日、祖父と囲碁を8局行い、少し眠気にやられている 豪徳寺 学 です。
実は豪徳寺、双葉郡に出向くのは今回が2回目でした。昨年、遠足で訪問させていただき、大きな衝撃を受けた思い出があります。今回は、異国の方と福島の災害を実際に目で見て、そのことについて話し合うというとても貴重な体験をしました。
1日早朝、マリアナさん達昨日来てくださったポルトガルの生徒の他、安積高校に訪問していた生徒さんと先生方が郡山高校に来てくださいました。
ポルトガルの方々、郡山高校生、安積高校生、日本OECD国際共創プロジェクト事務局の方と、普段とは異なる雰囲気のバスが出発しました。生徒達も、先生方も英語で話をし、あっという間に仲良くなりました。
1請戸小学校へ訪問
2時間ほどのバスの旅の先に来たのが、請戸小学校。昨年も来ましたが、津波の恐ろしさを感じることができる場所です。震災当時、請戸小学校では、迅速な避難を行い、犠牲者はいなかったそうです。しかし、津波が襲ってきた風景に、子供達も先生方も、「帰る場所が無い」とものすごいショックを受けたそうです。
そして、その後の原発事故などで、長い間戻ることができなかったそうです。私は、ポルトガルの方達に、苦手な英語ですが、しっかり伝えたいという気持ちで躊躇せずに話し続けました。ポルトガルのある先生は、津波の恐ろしさや、災害の悲惨さに涙を流しました。
2道の駅なみえでのしばらくの休息
道の駅なみえと言えば、レストランが有名です。なみえ焼きそばは勿論ですが、しらす取り放題のどんぶりや、常磐ものを使った海鮮丼など非常におすすめです。・・・しかし時間が10分しか無い・・・。おにぎりセットを買いバスへ戻りました( T_T)\(^-^ )
3東日本大震災・原子力災害伝承館のフィールドワーク
伝承館で、お昼を食べた後は、語り部さんと一緒にバスでのフィールドワークを行いました。語り部さんの日本語を英語にしてポルトガルの方達に伝えました。(使える英語を学ばないといけないって本気で思いました。)
請戸地区から少し離れたところにある大平山!ここは請戸小学校の生徒や先生が避難した場所。海からこの場所までとても長い距離だと思ったのですが、津波がこの山の麓に車でわずかな時間だったそうです。勿論亡くなられた方もおり、慰霊碑がありました。→大平山に逃げたことについての記事←
4東日本大震災・原子力災害伝承館にてディスカッション
最後のセッションである英語でのディスカッション。郡山高校の英語科の先輩が、このフィールドワークを通して感じたことを参加者の皆さんから引き出し、話し合いが行われました。
その後、安積高校の生徒による「処理土」の問題についてのプレゼン。そしてその話題に対するディスカッションが行われました。
今ここに存在する、さまざまな問題やそれを解決するための方向性などを確認し、話し合いをしました。
5帰路〜そして別れ…いや、世界をよくしていく同志達の新たな旅立ち〜
白熱したディスカッションには終わりがなく、時間切れで中断しました。この続きはオンラインやっていくことになりました。ポルトガルから来た人たちと、災害について、現在の福島の課題、そして将来に対するヴィジョンなどを語ることができ、とても貴重な経験ができました。1月にオンラインで、交流した人たちとリアルで会うことができ、顔を合わせた話し合いができたこと、そして、このつながりがこれからも続くこと、これらはVUCAと呼ばれる予測が難しい時代の中で、文化や言語を超えて共に乗り越えていく船員、いや、自分たちの夢を追い続けるワンピースのルフィー達のような仲間になった感覚を自分たちにもたらしました。
郡山駅で、別れを惜しみながらも握手を交わしました。
豪徳寺「小夜子!今回どうだった?ん?小夜子?」
小夜子「・・・(涙を浮かべて)ごんどは、あたしがポルトガルにいぐね〜!!!グスッ」(T ^ T)
豪徳寺「ん?そんなに泣かなくても・・・会いたかったら、オンラインですぐ会えるでしょ?」
小夜子(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾「そういうことじゃなくて!!!」
R5世界に一番近い学校に迫る ポルトガル編 ② 日本の学校の印象ってどう?
R5 11月30日(木)
ポルトガルって言えば何を思い出しますか?鉄砲伝来?フランシスコ・ザビエル?
サッカーをやっている僕からすると、Cristiano Ronaldo dos Santos Aveiro!そう、クリスティアーノ・ロナウドですかね!
こんにちは、サッカーをこよなく愛する西園寺天心です。
今日は、ポルトガルから、三人の高校生がやってくるってことで、2018年のワールドカップ、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦の直前くらいドキドキしていました。5時間目が始まる直前、正門のところで写真撮影をしている三人の女性達がいました。
5時間目は、保育の授業に参加されたとのことです。さすが郡山高校生!すぐに打ち解けて仲良くなっていました。
6時間目は、1年生の探究の授業に参加しました。この時は集会だったようです。
7時間目は、英語科の3年生のお年さん達が中心となって、彼女達に校舎を案内したようです。
直接、彼女達にお会いしたのは、放課後でした。英語が苦手な僕ですが、簡単な英語で話しかけてみたところ、笑顔で答えてくれました。
郡山高校っていえば、文武両道!部活動の見学を一緒にしました。
まずは、合唱部!歌を披露していただきました。2年生の僕にとっても、こんな近くで、全国トップレベルの合唱を聴くことができ、感動!!音楽は、国境も、言語も超える!そう思ったのは、ポルトガルの一人の女の子のめに涙が浮かんでいたこと!また、誕生日だったこともあり、最後に「Happy Birthday to You!」を歌っていただきました。
次に向かったのが、第1体育館のバレー部とバスケ部を見学しました。その後、弓道部と空手部、空手部の先生からは、道義を貸していただき空手スタイルのポルトガ〜ルに!
最後に、チアダンス部に訪問しました。三人の一人がダンスのポルトガルの国際大会に出たと言っていました。ダンスも国境や言語を超える!
三人のうちの一人、マリアナさんは、「こんな素晴らしい学校があるなんて!ここに来れてとてもよかったです。もっとここにいたかった!」と!
私、天心も「部活動の皆さんの活躍を見て、本当にすごいなと思いました。一緒に回ることができて、本当によかったです。」
この日は、三人のホストファミリーのところに泊まり、12月1日は、郡山高校・安積高校・ポルトガルのメンバーと双葉地区に行き地震・津波・原子力災害についてフィールドワークをしてきます。以上で、天心レポート終わります。
あ!安積高校チームのポルトガルの生徒受け入れの報告が、安積高校のホームページにアップされています!ぜひそちらもご覧ください。→こちら←
KTR③ 教科と教科の相乗効果!クロスカリキュラム!
本校の先生方全員で今後の郡山高校について協議をするKTRの3回目が
12月6日(水)に実施されました。
今回は、学科横断的な学びを検討します。
A班 数学&情報
B班 保健体育&家庭
C班 英語&地歴公民
D班 理科&美術
E班 国語&音楽
この組み合わせで、相関型クロスカリキュラムを検討していきます。
どの科目のどの分野ならクロスできるか、コラボできるか。
どう授業をプロデュースすれば知識のつながりを意識できるのか、
生徒をどの場面でワクワクさせようか・・・・。
お互いの科目をリスペクトして、お互いの科目の学習内容を勉強しながら検討していきます。
「出来ない。無理。」ではなく、「ひとまず、やってみる!」から始める。
先生も生徒と同じです。やってみて、振り返って、また挑戦していきます。
Trial授業は来年1月から始まります。どんな授業が展開されるのか・・・ご期待ください!
教育コース 特別支援教育を学ぶ
本校の教育コースでは、2回に分けて聴覚支援学校と連携した学びを行いました。
① 11月30日 事前指導
聴覚支援学校の先生に来校していただき、聴覚支援学校の生徒との交流事前学習を行いました。
指文字の資料をいただいて、言葉を発してはいけない伝言ゲームで早速活用しています。
各チーム大苦戦中。。。聞こえないってこんなに大変なのかと実感したようです。
② 12月5日 聴覚支援学校を訪問
聴覚支援学校の生徒とボッチャを通して交流をしました。
ルールの説明を聞いています。
郡山高校の生徒と聴覚支援学校の生徒との混合チームです。
↑写真は、チーム内で自己紹介をしているところです。
ボッチャはカーリングにちょっと似ています。
最後に一人ずつ感想を話しています。
集合写真も撮りました。手話で「ボッチャ」を表しています。
今回は、聴覚支援学校の先生方のご協力のもと、大変貴重な体験ができました。
ありがとうございました。
郡山高校合唱部 県教育長に全日本合唱コンクール金賞報告!
令和5年11月29日(水)本校と会津高校の合唱部代表が、大沼教育長に受賞報告を行いました。
その新聞記事がこちらです↓
R5世界に一番近い学校に迫る ポルトガル編スタート
令和5年11月29日(水)オンラインでポルトガル、大阪、東京を繋いでシティズンシップについて意見を交わしました。こんにちは、小夜子です。ポルトガルでもタコが食べられてると聞いて、茹でたタコに目がない私にとって、食について語れるかもとワクワクしています。
それはさておき、オンラインでの授業に参加したことをご報告します。
OECD国際共創プロジェクトで今年1月にオンラインで交流したポルトガルの生徒の皆さんが、日本に来てくださってます。
大阪の小津中学校さんのところでの交流、文科省やオンラインインタビューでお世話になったポルトガル大使館に訪問し、今日、11月30日(木)に郡山高校に訪問し、一緒に授業したり、1年生の集会に出たり、合唱部や、チア部の活動を見たりします。そして、明日、12月1日(金)双葉郡合同フィールドワークで東日本大震災と津波、原発事故という災害について一緒に学んできます。
さて、オンラインの授業ですが、好きな漫画とか、好きな音楽をシェアしたり、幸せを感じる時ってどんな時?なんてお話でアイスブレークをし打ち解けたところで、シティズンシップについてジャムボードを使ってお話をしました。
↓
Q1:How can we solve contaminated soil problems at Fukushima, e.g. delivering the soil to other regions? How can we understand each other and make decisions for the way forward? ・・・how to reconcile tensions and dilemmas in real
Q1:福島の除去土壌について、その最終処分(他の地域での受け入れ等)に関して、どのようにお互いに理解しあい、解決にむけて進めることができるのでしょうか?
Q2:How can we secure enough energy in our society? Can renewable energy be enough? or do we need to depend on nuclear power?
・・・what future do you want to create?
Q2:どうしたら、私たちの社会に必要なエネルギーを確保することができるのでしょう?再生可能エネルギーだけで十分でしょうか?もしくは原子力に頼る必要があるのでしょうか?
本日、お昼に郡山高校と安積高校にポルトガルの皆さんがやってきます!また報告します!♪(´ε` )
R5教育コース〜文科省って?こども家庭庁って? 教育行政に迫る〜
令和5年11月24日(金)今日は試験の最終日でした。こんにちは、豪徳寺学です。
今日の教育コースは、教育行政がテーマです。東京から、文部科学省から出向しこども家庭庁立ち上げに携わっている若手官僚の野崎光寿さんに来ていただきました。
これまでいくつか法律を作られたお話や、大臣に実際に学校現場に来ていただくことで、現状をしっかり把握していただくこと。そして、国会で大臣がしっかりイメージしていただき、ご自身の言葉で話していただくこと。そうすることで、より良い教育の場を作るというお話を聞くことができました。
こども家庭庁については、保育や母子保健、児童虐待対策や、内閣府が行ってきた子ども・子育て支援、少子化対策などを行うそうです。
そして、野崎さんの持つヴィジョンが素晴らしかった。「どんな環境に生まれ育っても、誰もが、自分の人生と社会の未来の主体的な作り手となれる社会」を作ること!
豪徳寺「自分もこんなビジョンを持って仕事がしたいと本気で思った。自分にとって、教育というと、学校の先生と塾の先生くらいしか直接接したことはなかった。私たちの受けている教育が非常に多くの人や組織によって作られ動かされていることを知りとても勉強になりました。」
野崎さんは、もともと学校の先生になりたかったそうです。大学の時には、さまざまな機会を通して学校現場でいろいろなことを学んだそうです。
小夜子「OECDの生徒部会に参加しているんですが、そこでとてもお世話になっている方(現在OECDに出向)と昨年まで一緒にお仕事をされているとお聞きし、文部科学省がさまざまな機関と深く結びついていることに驚きました。」
予定の半分過ぎたところで、野崎さんが「ここからは対話をしましょう!フィッシュボールって知ってますか?フィッシュボールとは・・・」
小夜子「グローバルで活躍するために必要なことはどのようなことですか?」
野崎さん「グローバルで活躍しなくてもいいけど、グローバルに考えられる人になってほしい。海外に行くことが必ずしもいいとは限らないけれど、海外に行けば、マーケットが広がるし、メリットは大きいです。」
こんな質問をした生徒もいました。
生徒「AIが発達していく中で、これからの教育と先生のあり方は?」
野崎さん「以前聞いた話だけど、これまでは、誰かを支えるという仕事が多くあった。しかし、AIが発達していくと、誰もが部下を持つことができる状況になれる。AIをどう使いこなすかということが大事になってくると思います。・・・」
教育行政といっても文部科学省だけでなく福島県教育委員会などもそれにあたります。今回、野崎さんのお話を通して、先生として働くだけでなく、それを支えたり、より良い教育を作ったりすることにも非常に興味を持つことができました。次回は、聴覚支援学校の生徒の皆さんとコラボができるそうです。教育コースに入ってとっても良かったと思います。また報告します。豪徳寺学でした。
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