日誌
2015年7月の記事一覧
学校最終日
今日は金曜日、いよいよ最後の登校日となりました。こちらの生活に慣れてくると、色々な事を吸収しながらも、あっと言う間に時間が経つように感じます。
午前中は、これまでの英語の復習を含め、自らの意見ををまとめて発表したり、他の生徒の英語を聞いて判断するゲーム、新しい単語を使った英語の伝言ゲームなど、スピーキング&リスニングに加えて、想像力や記憶力もフルに使った授業を楽しみました。
午後は、最終日ホストファミリーに渡すサンクスレターに、感謝の想い綴ります。下校時間を過ぎ、誰も居なくなったウェストモートンの広大な芝生の上で、全員揃って記念撮影をし、夕方のさよならパーティーへ向けて準備を進めました。
現地校の教員用ルームを借りて、まずはホストファミリーの前で日本文化と3.11のプレゼンテーション。それぞれ2回目の発表ですが、教室よりも部屋が大きい分、声を張らなくなりませんし、何しろ大人の前で行うのでまた違った緊張感の中でしたが、しっかりとやり遂げました。
その後はホストファミリーや現地校で用意した軽食をつまみながらのさよならパーティー。
ある生徒は日本舞踊を舞い、初めて見たファミリーはその妖艶さから日本の一部を感じることができたでしょうし、彼女の普段と違った雰囲気に他の生徒の驚きの視線も印象的でした。また、全員が参加できるよう工夫したカルタゲームをしながら、日本のお菓子を楽しんでもらいました。最後に生徒からファミリーへ向けて感謝のスピーチ。忙しい時間の中ででしたが、日本から準備を重ねてきた成果を十分に発揮できていたようです。
明日はオーストラリアの家族と一緒に過ごせる最後の1日です。悔いの無い様に、1つ1つの会話を大切に、限られた時間を有意義に過ごしてもらいたいものです。
最後の授業風景 英語で作ったストーリーを皆の前で発表します
校内で集合写真
緑の芝生に真っ青な空 この写真の為に何回も跳んでもらいました…
さよならパーティー前のプレゼンテーション たくさんの人が聴いてくれています
日本舞踊 後ろで見守る他の生徒達 司会の2人はお祭りハッピを着ています
ゲームの合間に軽食をつまみ食い
さよならパーティー 歓談の様子
校歌を披露した後に、代表2人からファミリーへ向けての感謝の言葉
さよならパーティー後に全員で記念撮影
コアラサンクチュアリー
朝の集会後は、バスでロンパインコアラサンクチュアリーへ。カンガルーの餌付けが出来たり、カモノハシやディンゴなど他の動物や爬虫類も多種いますが、135頭以上もコアラを抱える、世界で最も有名で大きなコアラの動物園です。コアラの動物病院や、様々なコアラに合ったユーカリの木を植林する活動も行っています。
希望に応じて生徒達もコアラを抱いて記念撮影。動物臭を心配していましたが、それよりコアラの可愛さにみんなの笑顔が弾けていましたね!お土産にコアラグッズを買う子もたくさん。良い思い出になりました。
明日の夕方は、お世話になったホストファミリーを迎えてさよならパーティーです。もう1度それぞれのプレゼンテーションを披露するチャンスもありますし、オーストラリアでの10日間の成果を見せる良い機会になりそうです。
最後は全員でコアラのポーズ!
朝の集会
今朝は、チャペルで行われたミドルスクールの集会に参加しました。
600人の現地生徒が集まり視線が向けられる中、1列になって入場、郡山高校の写真スライドを流しながら、生徒会の生徒が学校紹介をしてくれました。ミドルスクール代表とのプレゼント交換では、アボリジニの楽器ディジュリドゥーを頂きました。その後、郡山高校生徒代表2名が全員の前で感謝とお別れの英語スピーチ。これまでお世話になった人達に、気持ちの伝わる温かい言葉でした。
英国国教会系の学校の為、通常集会の後には礼拝が40分ほど続きます。雲のない真っ青な空でしたが、さすがにオープンエアのチャペルで合計1時間の式は、なかなか大変でしたね。
ここオーストラリアでは募金活動やボランティア活動に積極的に取り組んでいます。自分が持っているものを、持っていない人と共有する事のできる心の広さを、というお話がありました。週末はホストファミリーと教会へ行った生徒も多少いたようですが、これも日本ではなかなか経験のできない事です。また違った世界を覗いた気分ですね。
プレゼント交換 ディジュリドゥーの吹き方の用紙も一緒に頂きました
用意した文をしっかり覚え、気持ちを込めてスピーチしていました
チャペルでの集会 郡山高校の生徒は右側前方に掛けています
交流授業
今日は、現地校のクラスに1人、もしくは2人で入り、一緒に授業を受けました。
中学3年~高校2年生の、英語や数学、生物や保健体育、ドラマなど、科目や内容は様々ですが、日本と異なった環境で英語だけで授業を受けることが出来るのは、とても貴重な体験です。
生物やビジネスのクラスでは難しい単語が並び、辞書を引くのに忙しかったようですが、数学はどうやら日本の方が大分進んでいるようで、生徒にとっては簡単な問題ばかりだったようです。こちらの生徒は、授業中に質問があれば思いついた時に自由に挙手し発言します。先生に許可を得ずに教室を出る事もあります。日本の学校生活ではなかなか見る事のない、珍しい光景だったことでしょう。
その他、環境に関する授業では、節電や自然保護など、今自分に出来る事をメッセージカードに書きとめました。小さな事でも、多くの人が集まれば、いつか必ず大きな力となります。
ランチに合わせて、バーベキューのセッティングのお手伝い。現地校では、このバーベキューの売り上げを環境保全に当てています。生徒達は自分の作ったメッセージカードを配りながら、更に現地校生徒とコミュニケーションをとりました。
明日はミドルスクールの集会に参加し、その後はロンパインコアラサンクチュアリーに出掛けます。せっかくオーストラリアへ来たので、ここでしか体験できない事を追加しました。ここ2日間、青空ですが気温がとても低い日が続きました。明日は良い天気になりますように!
数学の授業中です 簡単な数式ですが、それを説明する英語を知るのも勉強です
生物の授業 全てコンピューターを使い、各自で選んだ動物の生態を研究をしレポートにまとめています
この様なメッセージカードを作りました!
バーベキュー、オーストラリアではバービーとも言います
下校前にいつもの教室の前で こちらでは荷物は必ず外に置きます
プレゼンテーション 3.11
午後は東日本大震災についてのプレゼンテーション。高校生のクラスに入り、スライドと共にそれぞれが発表する機会を作ってもらうことができました。
きっと原稿を書いている間も、4年前の光景が目に浮かんだことでしょう。聴いている私ですら込み上げるものがありましたが、生徒達からは1人でも多くの人に事実を伝えようとする強い眼差しを感じました。
多くの犠牲があり、多くの助けがあり、今があります。聴いてくれた人達が周囲に話すことで、さらに情報を共有することができる大きな大きな1歩となったことでしょう。
金曜日にはさよならパーティーで再度プレゼンテーションをする予定です。各自今日の反省点を活かし、自信を持って、今度はホストファミリーの前で立派な姿を披露しましょう!
気持ちを込めて ゆっくりはっきり
生徒全員がプレゼンターの話に集中しています
群青 被災地から生まれた希望の歌
群青 後ろのスクリーンでは歌詞の英語訳を映しました
クラス代表の生徒から、プレゼンテーションと歌へのお礼の言葉を頂きました
その後は少しおしゃべりタイム 男子は男子でかたまります
女子は女子同士でおしゃべり 緊張から放たれた表情です
イプスイッチも2011年に大洪水の被害を受けました その時の様子を話してくれました
今度は聴く側にまわります
アボリジニ
午前と午後にプレゼンテーションが分かれていた為、それぞれ担当でない時間帯、生徒達は英語の授業を受けました。トピックはオーストラリア先住民のアボリジニについて。約5万年前からこの地に住んでおり、ヨーロッパ人が渡来するまでは、それぞれ異なった言語や信仰、風習から成る複雑な文化の中で、自然界と調和して生きてきた民族です。彼らの文化を少しでも学ぶ為、独特な楽器演奏の映像を見たり、狩猟の道具として使っていたブーメランに生徒達自身で色を入れ、絵を描きました。デザインの中にはアボリジニが実際に使っていたシンボルが使われています。彼らにとって、太陽や月、輝く星や川の流れ、風景や動物など、自然界全てが神聖です。大地から生まれたアートに習い作った、自分のオリジナルブーメラン、日本に持って帰ります!
アボリジニについての豆知識交換 先住民の言葉が今現在の英語に繋がっていたりします
制服が汚れないようにエプロンをつけて でも手は絵具だらけに…
それぞれのデザインにちゃんと意味があるんです
思い通りの出来栄えでしたか?早く乾かないかな~
その昔、アボリジニアートには土が使われていたこともあり、あまり多くの色を使いません
でもとってもカラフルに見えますね!
プレゼンテーション 日本文化
今日は、グループに分かれてそれぞれ準備を進めてきたプレゼンテーション発表の日。
午前中は『日本文化について』、現地生徒のクラスにお邪魔しました。教室に入るなり、あちらから手を振り笑顔で挨拶してくれ、生徒達も少しだけ緊張がほぐれた様です。
グループで分かれてはいますが、その中で自分の話す担当が決まっています。大勢の見知らぬ人の前で、しかも外国語でプレゼンテーションというのは、相当なエネルギーが必要だったことでしょう。自分の話すべき文章を暗記し、前を見て、しっかりと発表できていたと思います。先生方も、これまで練習した中で一番の出来だったと仰っていました。
一番最初のプレゼンター 焦らずゆっくり説明できていましたよ
現地生徒も興味を持って聴いてくれています
イプスイッチから遠く離れた日本文化 違いがあるから世界はおもしろいんです
折り紙マジック とっても便利なコミュニケーションアイテムです
折り紙マジックで気持ちが近づいた後は…おしゃべりタイム
これでもっともっと気持ちが近づきますね
せっかく知り合えたので、その後のモーニングティーも一緒に!
初めての月曜日
丸2日間日本語から離れ、ホストファミリーと一緒にたっぷりと時間を過ごした週末が明けました。
見守る方の私達は、生徒達がどんな風に過ごしているのか、会えない2日間もドキドキ。
金曜日には「どうしよう~」と生徒達からの本音が出ていましたが。。。朝会ってみると、とても元気な様子。表情に曇りが無く、むしろ声のトーンが上がっているように感じました。それぞれの家族でやる事が違うものの、オーストラリアならではのイベントや場所に連れて行ってもらった様です。一緒にいる時間が長ければ長いほど、家族の話す英語のリスニングが上達したり、環境や雰囲気の違う所で会話を楽しむことにより、自分の意見をよりスムーズに伝えることができるのかもしれませんね。
今日の午前中の英語は、『再生エネルギー』について。少し難しい題材ではありますが、オーストラリアが取り組んでいる、地球にも人間にも優しいエネルギー作り。こちらの学校でも授業で採用されているほどです。英語だけでなく、今まで知らなかった事を映像と共に学びます。
その後は、現地学校の日本語クラスの生徒と交流授業をしました。中学1年生から選択外国語の授業があるそうで、教室も日本についての様々な展示があり、ちょっと懐かしさを感じます。通常の授業の他、折り紙を使って会話を楽しみむ事ができました。折り方を教えているのかと思いきや、現地生徒に逆に教わっている生徒もいました。
お昼時間も現地の生徒達に積極的に質問をしていました。一度勇気を出して一歩前に出れば、その後はもう自信を持って声を掛けられますね!
午後は全員でネットボールで汗をかき、あっと言う間に下校時間。明日はこれまで用紙してきたプレゼンテーション第1弾!恥ずかしがらず前を向いて、うまくいきますように!
再生エネルギーの授業にて 真剣な眼差しです
再生エネルギー きっと将来役に立つ情報、しっかり書き留めています
モーニングティー オーストラリアではランチの前にスナックタイムがあります
折り紙の時間、ですが、おしゃべりの方が忙しそうです
折り方を教える方も教えられる方も真剣です
一生懸命話すと、一生懸命聴いてくれます
日本語授業 一緒に課題に取り組んでいます
英語も難しいけど、日本語を1から習うのもとっても難しいはず
授業の最後のショット 3人とも良い笑顔です
お昼休み時間 お互い自己紹介から
英語を話すのが大好きだそうです
現地の生徒の名前のスペル 書き慣れないので難しいですね
たった1人で勇気を持って話かけてみました!
今週の研修
7月24日(金)16:00頃、現地から電話があり、無事、今週予定されていた研修を終えたとのことです。
授業開始!
本日からいよいよ2グループに分かれて英語の授業が始まりました。
午前中は会話を中心とした英語の授業。自分の家族について、自分の好きな事、苦手な事、わかっているようで文章や言葉にして発表すると、意外なものが見つかります。そして、それがホストファミリーとの会話に活かされるといいですね。
クッキングクラスでは、同じ年の現地校の生徒達も混ざり、チョコレートとシリアルを使ったお菓子作りをしました。出来上がったものを試食した生徒達、甘過ぎて驚きの表情。。。一方現地の生徒達は、絶対自宅でも作る!と意気込んでいました。食文化も、色々違っておもしろいです。
スポーツはオーストラリアで大人気のクリケットに挑戦しました。初めて聞くルールを英語で説明されても、ちゃんと理解し楽しめていました。今日は日差しも強く、午後には23℃まで上がった中、気持ちの良い汗をかいたようです。
お昼時間中、近くにいた現地の生徒に積極的に話し掛け、写真を撮ったりする生徒も出てきました。待っているだけでなく、自分からアクションを起こすことで、より大きな経験を得られるはずです。
さて、明日からは日本語を一切使わない週末が始まります。それぞれの家庭でどのような時間を過ごすのか、月曜日にみんなと話をするのが楽しみです♪
グループ1の英語クラス風景 会話中心の授業です
そうそう、目を見て話す事が大切です
グループ2の英語クラス風景 一生懸命聴いています
クラスみんなの前で発表するのも、なかなか緊張しますね
初めてのクリケットに挑戦!
ナイスバッティング!
チョコレートのお菓子作り。見た目はおいしそうです!
同じ学年の生徒が手伝ってくれました
一緒にお菓子作りをした生徒と記念撮影
お昼休み時間にも現地校の生徒と交流できました
午前中は会話を中心とした英語の授業。自分の家族について、自分の好きな事、苦手な事、わかっているようで文章や言葉にして発表すると、意外なものが見つかります。そして、それがホストファミリーとの会話に活かされるといいですね。
クッキングクラスでは、同じ年の現地校の生徒達も混ざり、チョコレートとシリアルを使ったお菓子作りをしました。出来上がったものを試食した生徒達、甘過ぎて驚きの表情。。。一方現地の生徒達は、絶対自宅でも作る!と意気込んでいました。食文化も、色々違っておもしろいです。
スポーツはオーストラリアで大人気のクリケットに挑戦しました。初めて聞くルールを英語で説明されても、ちゃんと理解し楽しめていました。今日は日差しも強く、午後には23℃まで上がった中、気持ちの良い汗をかいたようです。
お昼時間中、近くにいた現地の生徒に積極的に話し掛け、写真を撮ったりする生徒も出てきました。待っているだけでなく、自分からアクションを起こすことで、より大きな経験を得られるはずです。
さて、明日からは日本語を一切使わない週末が始まります。それぞれの家庭でどのような時間を過ごすのか、月曜日にみんなと話をするのが楽しみです♪
グループ1の英語クラス風景 会話中心の授業です
そうそう、目を見て話す事が大切です
グループ2の英語クラス風景 一生懸命聴いています
クラスみんなの前で発表するのも、なかなか緊張しますね
初めてのクリケットに挑戦!
ナイスバッティング!
チョコレートのお菓子作り。見た目はおいしそうです!
同じ学年の生徒が手伝ってくれました
一緒にお菓子作りをした生徒と記念撮影
お昼休み時間にも現地校の生徒と交流できました
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