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R4修学旅行最終日(4日目) 報告

修学旅行4日目

本日で修学旅行も最終日だ。初日からの映像を思い出し、修学旅行の振り返りを行っていた。クラスのみんなには内緒にしているが、実は私は瞬間記憶能力を持っている。一瞬で場面を記憶することができるのだ。1日目の雨の中の東大寺や雨宿りする鹿たち。かわいいではないか。2日目はUSJだ。Legend of Fearの恐ろしい記憶、ハリポタのファンタジの記憶、ん?あいつとあの子が一緒にいる!ほー!そう言うことか・・・。あの時は気づかなかったことを、瞬間記憶を使えば写真を見るように気づ具ことができる。さて、3日目はどうだ?清水寺の記憶だな。ん?なぜだ?なぜあの方がここにいる?そう、清水の舞台の上に飯豊先生が!この時間は学校でお仕事をしているはず・・・。まぁいいか。おっと、もう出発の時間だ。

8:45 平等院鳳凰堂に向かう。バスガイドさんから10円玉の建物だと聞いた。普段電子マネーを使っている私は、長い間見ていない。向かう場所は宇治市だ。そう宇治抹茶で有名なあの宇治だ。これもクラスのみんなには内緒にしているのだが、日本茶インストラクターの資格を3年前にとるくらい日本茶には詳しいのだ。まぁ話すと長くなるので短めに話すが、宇治のお茶は、製茶の工程の中で、蒸し時間が短い「浅蒸し茶」なのだ。そのため、色が黄色に近い明るい水色で、濁りが少なく澄んで綺麗だ。しかし、見た目とは裏腹に、甘味や旨味がしっかりと感じられる深い味わいと、さわやかな茶葉本来の香りを感じることができる。ぜひ楽しんでほしい。

9:30 平等院鳳凰堂に到着した。バスガイドさんのおかげで、歴史的な背景を知りながら散策することができた。個人旅行ではできない醍醐味であろう。クラス写真は、10円玉に描かれる角度の鳳凰堂だ。この4日間で、クラスの友人だけでなく今まで話したことのない女子とも仲良くすることができ、本当に来て良かったと思う反面、これが終わるとそれぞれが目指す道に向かう。人生の中でとても貴重な瞬間で、しっかり瞬間記憶で残しておこうと思った。ミュージアムを歩き出口にあったカフェに入り、抹茶を飲む。うまい!平等院鳳凰堂を後にし、最後に向かうのは東寺だ。日本史を選択している私にとっては教王護国寺だ。何度か京都には来ているが、ここに来るのは初めてで、最後の訪問場所としてはとても嬉しい。

12:20 東寺(教王護国寺)到着した。御朱印帳を準備しいざ教王護国寺へ!ここで見たかったのは、講堂の仏像だ。弘法大師の考案により密厳浄土の世界を21体の仏像で「立体曼荼羅」を表している。その中に、バットを持つ井田先生がいるではないか。いや、あれは不動明王だ。金堂、高さ55メートルで日本で一番大きい五重塔と周り自由時間になった。クラスの友人に白い目で見られながらも、講堂→金堂を7回繰り返し、御朱印をいただいてきた。

13:10 バスに乗り、新幹線のホームに向かう。コロナ禍でありながら、こんなに満足度の高い修学旅行の機会を作ってくれた先生方、旅行会社の方には本当に感謝だ。そして、父と母には、「楽しんでこい!」と、お小遣いまでくださり、本当にありがたいと思った。

16:48 東京駅から郡山へ向かう。さて、今回の修学旅行で気づいたことはたくさんある。結団式で教頭先生から目標を作れと言うことに対して、自分は・・・と言う目標を立てた。それは達成できた。それよりも新たな課題を自分で持つことができた。教室の中だけで勉強するよりも、実際に外に出て体験することは知ることだけでなく、これまで学んできたことを使って考えることができた。1日目のお坊さんが言った通り、これから向かう世界は、答えのないと言うか、自分自身で答えを出していかなければならない世界だ。うまく言葉にできないけれど、残りの高校生活は、もう少し本気になってみようと思った。 これで最終日の報告を終わる。 友人たち、そして先生方ありがとうございました。

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