郡高の行事
R6 教育コース〜最終回① 民間教育機関と公教育機関 塾のお仕事から知る(前編)〜
令和6年2月16日(金)
今年度始まった「郡山高等学校教育コース」も最終回を迎えました。
郡山高校の教育コースの特徴は、『教育界全体から教育を考え、教育を探究する』、受講者のターゲットは、学校の先生になりたい人だけでなく、日本における教育の仕組みを探究したい人になるでしょう。この点は、おそらく、他の高等学校の教育コースとの違うのかもしれません。
《これまで教育コースでやってきたこと(前半)》
第1回:これからの社会と教育(福島大学 学長 三浦浩喜先生)
第2回:郡山高校の先輩から聞く(教育実習生)
第3回:ワークショップで考える世界基準で考える教育(OECD教育局 FG2C 富永貴子氏 新堂絵梨香氏)
夏休み明けの後半については、次回の記事でご紹介します。
豪徳寺君「OECD東北スクールを中心になって進めていた三浦学長や、その時生徒で活躍していた方からお話が聞けたことは、とても貴重でした。自分は、後半でお話をいただけた文部科学省の野崎さんのお話を聞き、教育行政の分野に進みたいと思うことができ、教育分野に対する視野が広がったと感じます。」
小夜子さん「私は、福島大学でのワークショップが心に残っています。また、聴覚支援学校の皆さんとぼっちゃを通して交流できたことがとてもいい経験でした。」
松竹梅まさお「OECD FG2Cの富永さんと新堂さんのワークショップが一番印象に残っています。対話しながら考えることでいろいろ意見を出すことができました。」
豪徳寺君と小夜子さん、そして松竹梅君、ありがとうございます。また、感想聞かせてください。
さて、今回は、2つの塾の先生に来ていただいてお話をいただきました。どちらの塾も、ただ勉強を教えるのではなく、”どんな生徒を育成していきたいのか?”と言うしっかりしたビジョンを持って、授業はもちろん、さまざまな取り組みを行なっているそうです。
まずはベスト学院!今回来ていただいた講師の先生は、ベスト学院株式会社管理本部 本部長 青戸美智子様です。
この塾の生徒育成像は「言われた通り動く人から自ら創造できる人」VUCA時代に求められる力は主体性・実行力などであり、塾としてもこれまでのような暗記型ではこのような力をつけることは出来ないと考えて教育活動を進めているとのことです。
QOA授業(Question Optimum Answer)と言う競争力が身につく対話型授業を行なっているそうだ。
福島県全体の学力向上のために、幼稚園や小中学校、そして短大や看護学校に官民連携の出張授業も出張授業も行なっているそうです。
塾の先生の1日や塾の先生が行う研修などを紹介していただいた。
塾には授業を教える先生だけでなく、管理本部と呼ばれる塾のマネージメントを行う部署もある。そこでは、採用や研修の企画をする「総務人事部」、授業以外の各種セミナーや合宿、講習会などの計画運営をする「運営部」、新規店舗開発のためのマーケティングや社内ブランデイングを行う「企画開発部」があるそうだ。
豪徳寺君「民間企業ということもあり、事業拡大や経営についての大変さや興味深さを感じることができました。」
勉強はなんのためにするのか?
この答えは、人それぞれでしょう。しかし、勉強することで得られる知識や経験によって私たちは、わかることやできることを増やしていき、人生を豊かなものにしていくことができるのでしょう。その意味では、学校も塾も社会の中で非常に重要な構成要素であると思います。
次回は、東日本学院の先生のお話!!!郡高のOBの方がお話ししてくださいました。
R6 郡山高校1年生Steam Festivalで探究発表行いました。
令和6年2月11日(日)福島大学で開催された「Steam Festival」に参加し、1年生の3名が探究の発表を行いました。
このイベントは、福島大学foR-Fプロジェクト「福島型STEAM教育の開拓」で行われるイベントで、STEAM教育に関する様々な取り組みについての発表会でした。
特別ゲストには、中島さち子さん(1996年国際数学オリンピックインド大会で日本人女性初の金メダルを獲得した音楽家であり数学研究者)が来てくださり、ご講演をいただきました。
本校の代表は、1年生の久住川真緒さん・遠藤江美子さんによる「郡山をきれいにするために〜ごみを減らすには〜」、同じく1年生の西野早咲さんによる「グリーンツーリズム」でした。
2人とも、郡山高校の代表としてしっかり発表をしくれました。
令和6年3月19日(火)に、郡山高校を会場に、安積黎明高校、あさか開成高校の代表の生徒たちが、探究の発表をすることになります。こちらについても、今年度初の取り組みになります。
R6 郡高「探究科」説明会開催!
令和6年1月31日(水)in 郡山市中央公民館
福島県教育委員会 県立高校改革室が主催の「郡山高等学校「探究科」説明会」が開催されました。
お忙しい中、参加してくださった皆様、ありがとうございました。
県立高校改革室の伊藤様より、「探究科と探究学習について」ご説明いただき、その後、本校校長より、「特色ある学び」と「探究科が目指す進路」についてお話しさせていただきました。
このホームページでもご紹介している、ポルトガルの生徒との交流や大使館とのインタビューをはじめ、探究科に向けたパイロットプログラムについても触れさせていただきました。
今後、体験入学等でより詳しい情報をご提供できますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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あ!豪徳寺君!
(豪徳寺君と中学生が近づいてきた。)
学くん「今日は、父と弟と参加させていただきました。こちらが弟の豪徳寺勉です。まだ中学2年なんですが、30代の雰囲気を持っており、岩の呼吸を修行しています。勉、どうでしたか?」
勉くん「本日はありがとうございました。いつも兄がお世話になっております。兄から様々なお話を伺い、非常に楽しみにしておりました。探究的な学びが非常に興味深かったです。例にありました、”地球温暖化の原因は本当に二酸化炭素なのか?”という問いから始めると、学校だけでなく、大学や研究所などにも学びの場が広がると思いました。これから柱稽古がございますので、そろそろおいとまさせて頂きます。では」
:(;゙゚'ω゚'):すごい中学生ですね。豪徳寺君!
学くん「・・・。」
R6 クロスカリキュラムへの挑戦〜保健と家庭基礎のコラボ〜
令和6年1月22日(月)
「保健」の授業と「家庭基礎」の授業のクロスカリキュラムの授業が実施されました。
クロスカリキュラムとは、「各教科間の内容を連携させることで,各教科で扱われる教育内容を正しく,深く,効率的に理解させ,広い視野で応用・活用する力を身に付けることをねらいとする」ものです。
教科で学んだ知識や技術を、他の教科の学びに活用することで、生徒に活用できたことを実感させることができます。
今回のテーマは、栄養素についていつもの授業とは異なる観点で授業を行いました。
「保健」で5大栄養素について復習しました。私たちの体を構成する構成するタンパク質は、運動部の生徒にとって特に興味を引くものですが、体に吸収される際は、アミノ酸に分解されます。アミノ酸といえば、化学の授業でも20種類ものアミノ酸を整理して覚える必要があるものです。化学ともクロスカリキュラムができそうですね。
今回は、「家庭基礎」とのクロスカリキュラムでした。前半に復習した5大栄養素をしっかり考えたお弁当をグループワークで考えるワークショップを行いました。料理となると、単に栄養素だけでなく、彩りや味なども踏まえて、食べたいと思うようなものを作らないといけません。
生徒たちは、それぞれのグループで、独自性のあるお弁当の構成を考えました。
最後に菅波先生から本田宗一郎氏の言葉を通して、メッセージがありました。
郡山高校では、令和7年度から始まる探究科のカリキュラムや、単位制に進化する普通科での学びを考え、様々な取り組みを行っていますが、このクロスカリキュラムもその一つとしてチャレンジしています。この他にも、クロスの実践を続けていきます。
KTR④~Koriyama Teachers Roundtable ~ こんなときどうする?ケース・スタディ編
1月23日(火)放課後 先生方によるKTR④が実施されました。
令和7年度からの学科改編へ向けて、
今回は探究活動における教員の立ち位置についてケース・スタディです。
事例は2つ
CASE1 ファーマーズマーケットを開催したいSくん
CASE2 何をしたらいいか分からないAさん
それぞれの場面で「生徒への声がけ」を考えました。
最後に、荒教頭からは、先生方も一緒になって楽しむことが大事!!との話がありました。
郡山高校の探究科設置準備はまだまだ続きます。
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