行事の様子、お知らせ

2023年3月の記事一覧

英語力向上「英語多読パイロットプロジェクト」完了!報告会しました!

本校英語科2年生は、文教大学の千葉教授の伴走のもと「英語多読パイロットプロジェクト」を実施しました。

1か月間のパイロットプログラムだったのですが、目標にしていた5万語に届きそうな生徒もいたようです。ちなみに、最終目標は100万語!これをしっかりしたセオリーのもとに行いクリアすると、TOEIC(L-R)だと800越えは間違いないとのことです。

英語科の教室に並べられた200冊の英語の絵本を使い、生徒たちは、とても楽しみながら(勉強しているという意識を持たず)たくさんの英語のシャワーを浴びました。

 

 

そして、最終日である、令和5年3月17日(金)にプロジェクト最後の報告会を行いました。

皆さんは、「He's cross.」の意味わかりますか?教科書しか触れてきていない生徒たちは、絵本の中で4〜5回この表現を目撃しました。ネイティブの子供達には当たり前の表現でも、私たち日本人には馴染みのない表現が用意された絵本の中にはたくさん出てきます。

絵本を通して楽しみながら行う学習を「偶発的学習(incidental learning)」と呼び、特定の活動を通して結果的に対象の知識やスキルを身につけます。通常の「意図的学習」と合わせることでより効率の良い学習環境を作ることができます。

 

生徒たちは、タブレットパソコンを使用し、おすすめの絵本の紹介をクラスで紹介し合いました。

 

次年度からは、本格的にスタートします。

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Project∞(日本OECD国際共創プロジェクト)ウクライナの学生と交流

令和5年3月10日(金)に、ウクライナの生徒さんたちと交流しました。

このイベントは、前回のポルトガルの学校交流と同じくProject∞の一環でウクライナの生徒さんたちと交流する機会に恵まれました。今回のイベントは、ウクライナ側では、戦闘が行われいつミサイルが飛んでくるかわからない状況の中、シェルターからオンラインで繋ぐため、イベントが始まるギリギリまで、出来るかどうか未定でしたが、なんとかスタートしました。

オープニングでは、OECDのアンドレアス・シュライヒアーさんや児玉和夫大使の挨拶がありました。

このイベントでは、ウクライナ側から3人の代表プレゼン、日本側からは、3人の安積高校生と、本校からは、英語科3年生の渡邉有陽さんと同じく英語科2年生の佐川結菜さんがプレゼンテーションを行いました。

 

最初にウクライナの生徒のプレゼンが行われました。彼らの一人は、空爆によって凄まじい被害を間近に見たこと、一方で、ウクライナで行われている戦闘が徐々に風化しているのではないかという不安などが話されました。

 

その後の発表で、安積高校のみなさんは、探究で研究している「風評被害とメディア」についてのプレゼンを行いました。この研究に対して、この発表を受け、原発事故におけるメディアの反応をまとめた貴重な資料をいただき、さらに研究に磨きがかかるようでした。

さて、本校の渡邉夕陽さんは、自身のこれまでのウクライナ支援の活動とドイツに訪問し「福島の風評被害を払拭する」取り組みを紹介しました。夕陽さんが昨年ドイツを訪れた時、現地の高校生達は、福島は今でも危険な場所だという印象を持っていた。しかし、福島の復興の状況をしっかり伝え、彼らと膝を合わせて対話をしていく中で、日本に帰国する際には、「僕たちも日本にとても行きたくなった!」と言ってくれるようになった。風評を払拭するためにはしっかり事実を伝え続けていくことの大切さを、自分の経験から語りました。

 

2年生の佐川結菜さんは、英語で、自分のウクライナに対する思いと、彼らに歌を送りました。

ウクライナの生徒達もこの2人のプレゼンに感激をしてくれました。

 

今後も郡山高校では、ウクライナの高校生はもちろん、ポルトガルの学校の生徒やアフリカのセネガルの生徒達、日本の中で様々な学校と協働で探究していきます!

 

 

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R4進路講演会(山口和士先生)郡高にドラゴン桜を咲かせよう!

令和5年2月20日(月)と21日(火)で1・2年生に進路講演会を行いました。

講師は、「ドラゴン桜」のモデルの一人である、山口和士先生です。先生は、全国の高校でご講演をされており、多くの高校生に夢を持たせ、どんな大きな壁でも突破できる自信と精神力を持たせてくれる方です。「逆転の山口」と呼ばれており、E判定であっても最後までチャレンジする生徒たちを全国で育成されています。

今年度、山口先生に2日間、それも、希望生徒に面談まで行っていただきました。

先生自身が、非常に辛い時を過ごしていた時に一歩踏み出し、湯川秀樹先生に出会った話には、生徒たちが真剣に話を聞きながら、自分自身と向き合い始め、さまざまな大学の学長様がどのような研究を行いどのような分野で活躍した方なのかを話していただき、会場全体がゾーンに入るような良い雰囲気になりました。

講演後、面談希望を募ったところ、約70名の1年生が希望し、山口先生に夜遅くまで一人一人面談していただきました。初めて出会った生徒が、山口先生に直接面談してほしいということ、面談後、一人一人が、自分に向き合い、自分の進路にこれまで以上に真剣に考え始めたこと、教員である我々が本当に見習うべき姿だと痛感しました。

2日目の2年生への講演会では、1年生とは違った内容と切り口でお話をいただきました。3年生が卒業し、最高学年になる身として、真剣に話を聞いていました。

この時も面談希望者が70名ほど。先生のご帰宅の時間があったので、全員はできませんでしたが、握手だけでもという生徒もおりました。

VUCAとよばれる不安定な社会の中で、テクノロジーがどんどん発達していき、我々人類の在り方が問われ始めている中で、郡山高校として生徒たちが活躍できる力や精神、そして自分たち一人ひとりが社会に能動的に関わり、時代を作っていく人材になれるように機会をどんどん作っていきたいと思います。

山口先生ありがとうございました。

 

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