いよいよ帰国日です。
朝の3時にアカデミーの寮を出発し、マニラのニノイ・アキノ空港からJAL便に搭乗しました。
マニラの空港での生徒の一言です。
「日本に帰りたくないです。もっとフィリピンにいたいです。」「留学かインターンでまたきます。」「日本のホームシックはなかったけれど今フィリピンシックです🇵🇭」「日本が改めて安全な、住みやすい国だと実感しました。」「日本のお米、寿司や親子丼が食べたいです。」
フライトもスムーズで予定より早く成田に到着しました。空港を降り立つとすぐ肌を刺すような寒さに、日本に帰ってきたことを実感しました。
今回の語学研修で、改めて生徒は沢山の方々にお世話になっていることを実感しています。郡山高校の最後の英語科としての海外研修は終了しましたが、英語科の生徒達はこれからも学んだことをいかしてチャレンジし続けると信じています。
研修の実施にあたり、企画から事務手続き、現地での研修を支えてくださった方々、生徒たちの背中を押して心良く送り出してくださった保護者の皆様、関係機関の皆様のお陰で、生徒達にとって学びの多い大変有意義な研修とすることができました。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。寒い中出迎えてくださった、保護者の皆さん、先生方、野球部の皆さん、JTBの方々、本当にありがとうございました!
研修7日目はKeystone Academy校舎からバスで移動し、Subic市内を満喫しました。
Subicにある米軍基地が見える海岸沿いを通って、Harbor Point Mallでお土産を買ったり、ウベ
(紅イモ)、ブコ(ココナッツ)、マンゴー、バナナなど、地元の果物をつかったドリンクやスイーツを楽しんだ後はスービックビーチへ。フィリピン、スービックの自然や文化を思いっきり満喫しました!
夕方はいよいよフェアウェルパーティー。研修中大変お世話になった大坂さんに一人一人お礼をお伝えしました。国際社会の中で、視野を広く持って、国を越えて活躍してほしい。みんなは沢山失敗していい、その経験が大きな成長に繋がります、との温かいメッセージをいただきました。
フィリピンは連日30度を超える暑さです🌅
昨日の現地高校生との交流の後、親しくなった生徒と英語で連絡を取り合ったりする様子が見られました。
今日は授業最終日。最後のレッスンでは、今までの学習を生かして英語でプレゼンテーションを行いました。授業後には、一人一人メッセージカードを全ての先生に用意し、感謝の気持ちを伝えました。
夕方、外のテラスにて卒業式が行われました。頑張ったご褒美として、校長先生のお嬢さんが手作りされた、イラスト風の似顔絵バッジを一人一人いただきました。
Graduationセレモニーでは、先ず各グループの代表生徒が、この語学研修で学んだことや先生方への感謝の気持ちを込めて英語でスピーチを行いました。
次に合唱部が「花は咲く」を披露、素敵なハーモニーに大きな拍手をいただきました。
男子がBTS(?)ダンスで盛り上げ、先生方と肩を組んでラインダンスを踊り、会場は大盛り上がりでした。
一人一人に卒業証明書が手渡され、校長先生や代表の先生方からスピーチをいただきました。楽しいことばかりではなく、辛い経験をしたこともあったであろうことに触れられ、後にその辛い経験が良い思い出になるよう、それぞれがこれからも学びを続けてほしいと述べられました。
「Everybody has the potential. Aim high and hit the mark. Your learning staets here. Bring your learning to Japan. Aim high!」
みんなが可能性を持ってる。目標を高く持ってそのために努力し、仕遂げよう。ここから学びは始まったばかり。 日本でも学びを継続し、高い目標を持ち続けてください。
校長先生の、生徒の努力をねぎらい、更に学習を励ますスピーチに、涙ぐむ生徒もいました。
「絶対海外に留学したいです。」「英語が話せる感覚をこのまま維持したい。」
「本当に来てよかったです。英語が話せるようになりました。言葉だけじゃなくて、ネイティブの会話の間の取り方とか、ジェスチャーとか、気づいたら自分も英語で話すときに自然に出るようになりました。」
今の気持ちを大切に、Aim high and hit the mark! 帰国後も更に学習や様々なことにチャレンジしていきましょう!
夕食は先生方と外でBBQ!一緒にテーブルを囲んで食事をしたりプレゼント交換をしたり、楽しい時間を過ごしました。名残惜しそうに最後まで見送る生徒達も・・・
多くの学びや経験を通して、生徒達の視野が広がり逞しくなったことを実感しました。
研修5日目は、午前中に語彙、文法、リーディングのテストとプレゼンテーション練習、午後は現地のTheManila Times College of Subicの高校生との交流を行いました。高い教育力で評価を得ている私立学校で、小、中、高、大学までが併設されており、モンテッソリー教育の理念の元、生徒の主体性を育成している総合教育機関です。
ステージに上がった生徒達はアイドルさながらの熱烈な歓迎を受け、一人一人英語で行った自己紹介の度に大きな拍手をいただきました。郡山高校側ではダンスや歌声を披露する生徒もいて大いに盛り上がりました。
グループに分かれ、事前に準備をしてきた、日本で親しまれている伝統的な遊び(紙風船、けん玉、お手玉、氷鬼、色鬼、折り紙、手押し相撲、タケノコニョッキ、だるまさんがころんだ)を伝えました。小学生から高校生まで、日本の遊びにとても盛り上がり、遊んだ後に玩具をプレゼントしました。
その後、14th graders-16th gradersの各教室へ向かい、現地の教室で英語でスピーチをしたり、生徒同士がペアになって交流を深めました。オンラインでつながった本校の生徒も自己紹介を行い、1年6組全員で交流ができたことはとてもかけがえのない経験だったと思います。
canteen(学校の食堂)では現地になじみのある軽食をいただき、現地の学生の学校生活の一部を体験するとともに、様々な価値観や背景を持つ人と交流を深める貴重な機会となりました。
交流後の生徒の声です。
「自立していて自分の責任で自由に発言をしているところが素敵でした」
「みんな大人でした。日本の文化紹介を準備してたのを喜んでもらえてとてもうれしかった」
「ダンスを喜んでもらえてうれしかった」
「沢山の人(10人以上)と交流ができて海外の友達ができて良かった」
「勉強をしっかりしているんだと感じた。全教科を英語で勉強しているから英語が話せるのだと思った」
寮に戻ってから、Reflectionの英作文をまとめました。かなり良い刺激を受けたようで、英語でしっかりと自分の学びや感想をまとめている姿に生徒達の大きな成長を感じました。
貴重な国際交流の機会を与えてくださった現地スタッフの皆様、関係機関の皆様には心より感謝申し上げます。
第4日目後半戦です。スタッフの方から、「本当に一生懸命にレッスンに取り組んでいて感心しています、文法の知識があるから、後はどんどん使えるといいですね。」とのコメントをいただきました。
先生方が上手に生徒の知識を引き出してくださり、英語で表現をする機会が増えたのか、カフェテリアや寮の廊下で英会話を楽しむのが聞こえました。日本文化を表現する際には、クロスカリキュラム(国語・英語)で作成した、英語で俳句を紹介するスライドを活用しようとする生徒もいたようです。
分からない表現を流さずに英語で質問をしたり、自分の意思表示、意見をしっかりと伝える生徒が増えたことは本当に頼もしく思いました。
午後のレッスンの様子です! 夕食後はみんなでバレーボール🏐や各部活の夜練習(弓道、チアダンス、バレー、飛び込み、陸上、トレーニング)をしたり、課題に取り組んだりしていました。
研修4日目。今日も1日 All English のレッスンです。
昨日は「聞いて理解できるのに、自分が言いたいことが話せなくて悔しかった」と言っていた生徒達でしたが、昨日の夕食や今日の朝食の挨拶では「英語力を磨くためにここにきているので、みんなで頑張りましょう。」と前向きな言葉。みんな英語モードにスイッチが入ったようです。休憩時間、部屋に戻ってもベッドに横になりながら課題の音読や単語チェックを頑張る様子が見られました。
レッスンは生徒一人一人のレベルにスケジュールがオーダーメイドされています。文法、語彙、ディクテーション、ディスカッションと、全員が異なる時間割で担当の先生も毎時間入れ替わります。課題にしっかり取り組んで臨んだ今日のレッスンでは、昨日以上に自信を持ってレッスンに臨んでいました。
語彙のレッスン一つをとても、実用英会話の単語のため、教科書に載っていないものもあります。
今までの知識を一生懸命に活用して伝えようとしている生徒が沢山見られました。
Don't be afraid of making mistakes.と良く言われますが、コミュニケーションを成立させるためにとにかく積極的に話してみることが大切です。伝えられずに悔しく、もどかしい思いをしても、諦めなければ必ず自分の想いを英語で伝えられるようになると信じています。
気付けば生徒達は、レッスン外でも先生方と趣味の映画の話をしたり、休み時間にバレーボールをしたりしていました。
研修も4日目を迎えたところで・・・生徒たちの元気を支えるカフェテリアのご飯です🍚
日本でもなじみのあるカボチャ、ブロッコリ、ナスの料理でもスパイスが効いていたり、チキンカツやチキンカレー、豚の角煮、揚げ豆腐、荏胡麻の葉の天ぷらなど、調理方法や味付けに特徴があり、どれもとても美味しかったです。フィリピンのお米は日本のお米とは食感がやや異なりますが、男女共にお代わりを沢山しておいしくいただきました。デザートのマンゴーに生徒達も大喜びでした。特に今日のランチのフライドチキンは現地の子ども達にとって1番のご馳走。感謝してランチをいただき、午後の授業に臨みました。
*初日〜本日のオフショット
慣れない環境に戸惑いつつも、お互いに声をかけ合って生活する様子が見受けられました。英語力アップという目標を持ち、研修に臨みます。
*3日目の様子
本日からレッスンがスタートしました。マンツーマン授業とグループ学習の組み合わせで、総合的な英語力向上を図ります。生徒の皆さんは反復学習の意義を再認識し、一生懸命に活動に取り組んでいました。
研修3日目、みんな昨日の夜のトレーニングや各部屋の施設の不具合等で少し疲れ気味のようです。
朝練チームは元気よく6時から練習を開始。南国の鳥のさえずりの中、合唱部の「花は咲く」のハーモニーがとても素敵でした。
食事の時には、班ごとに全体の前で今日の一言などを伝え合うようにしています。
沢山の方々のサポートがあって今回の研修に参加できていること、日本の日常の当たり前が当たり前でないこと、感謝の気持ちを忘れないことを生徒達も実感しているようです。
朝食後に、昨日のレベルチェックテストを基にしたクラス編成と担当の先生も発表されました。一人一人の名前が記入されたスペシャルテキストを手渡され、さっそくレッスン開始です。
自己紹介のあと、グループディスカッションやマンツーマンレッスンを各部屋で行っていました。英語をノンネイティブの生徒に教えるトレーニングを受けた、指導力の高い先生ばかりで、生徒一人一人のレベルにあった丁寧な指導をしていただいています。
レッスン後、生徒は口々に「ほとんどききとれなかったです」「少し伝わったのがうれしかったです」
「とにかく使わないと!」 緊張しながらも、毎回のレッスンを大切にしようという意気込みが感じられます 1日50分×8時間を3.5日間、充実した時間にしてほしいと思います。
p.s. Academyには飼い犬やキャラクター的存在の穏やかな性格の猫がおり、生徒達にすり寄ってきます。
トレーニングや教室移動の際には生徒もかわいがって癒されているようでした。
研修2日目、朝食の後、バスで約3時間かけて移動しSubic(スービック)経済特区にあるKeystone English Academyへ向かいました。
マニラの街並みを見て、経済が発展しつつある都市の中に生活水準の格差を感じたり、日本とはまった違った田園風景や自然景観を楽しんだりしていたようです。
Harbor Point Mallで買い物をした後、Keystone English Academyへ。海を見下ろす高台にある学校に到着しました。ここで2日間お世話になった現地ガイドのローランドさんに、感謝を述べました。
オリエンテーションの後、スピーキングレベルチェック。また、英語で自己紹介などのアクティビティーを通して先生方との交流を深めました。
夕食後はトレーニングルームや中庭で部活動の自主練習や、お菓子やピザを持ち寄って会話を楽しむ様子も見られました。
明日からはいよいよグループ、個人英会話レッスンが始まります!
令和6年度英語科海外研修が2月16日(日)~23日(日)7泊8日の日程で行われます。
昨年度に引き続き、フィリピン(マニラ、スービック)、今年は現地の高校生との交流も行うため、「国際理解」の授業での準備段階からみんな楽しみにしていました。
いよいよ出発、保護者やご家族の皆さん、先生方、部活動の生徒達、多くの方々に見送っていただき、元気に出発をしました。
成田からマニラへ・・・フライト時間は約5時間。到着は夜遅くでしたが、夜景がきれいな街並みをバスでホテルに向かい、無事宿舎に到着しました。
2日目からは英語力UPのためにレッスンを受けたり,異文化交流に全力で&楽しみながら頑張ります!