感情が見える!感性アナライザ 慶應義塾大学 理工学部教授 満倉 靖恵氏によるゼミ
2025年7月12日 13時50分6月24日(火)福島イノベーション・コースト構想推進機構による事業の一環として、慶応義塾大学の満倉靖恵教授をお迎えし、1年生を対象に講演会が行われました。
満倉先生は2018年、感情をリアルタイムで可視化する装置(感性アナライザ)を世界ではじめて開発され、この年の米国TIME誌の世界の発明Best50に選出されました。この技術は、医療分野にとどまらず、商品開発やPR施策など様々な分野での応用が期待されています。他にも、顔認証システム、ホルモンのリアルタイム検出や画像のみから血圧や心拍数を測定する装置など、多岐に渡って開発を進められています。
「感性アナライザ」開発のきっかけとなった、「大切な人の考えていることが知りたかった」というエピソードや、「世の中のあらゆる事象は微分方程式で説明ができる」というお話は生徒にとっても強く印象に残っていたようです。また、実際に生徒が装置を身につけて、感情がどのように可視化されるのかを体験しました。
普段の生活で「こうなったらいいな」と考えたことの実現のために、とにかく知識を得て学び続けること、諦めないで研究を進めること、チャレンジをする事の大切さを生徒たちは学んだようです。
満倉先生には、大変お忙しい中、昨年度に引き続き郡山高校へお越しいただき、本当にありがとうございました。