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宇野ゼミ〜郡高に東大のゼミがやってきた!〜

2025年4月26日 10時43分

令和7年4月21日(月)

兄から聞いていた郡高のドラゴン桜である郡高チェリーに圧倒されてしまいました。こんにちは、探究科1年生!豪徳寺勉です。

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今日は、東京大学で立ち見が出るほどに人気の宇野ゼミ! 宇野健司先生が郡高で 郡高宇野ゼミを開催してくださりました!宇野ゼミでは、解のない問題にいかにアプローチするか?そしてどう解決するかというVUCA時代に本当に必要なことを考えアクションを起こす授業だそうです!

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それではレポートします!

■ 開始早々に叩き込まれた“社会のルール”

授業が始まると、宇野先生から厳しくも愛のある“ルール宣言”がありました。
①挙手しない人は退場!
②居眠りも私語も即アウト!
③「眠いならレッドブルでも飲め!」(笑)

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まるで社会に出る前の模擬訓練のような緊張感あるスタート。でも同時に、「本気で向き合えば、それだけの学びがある」という期待も感じました。

■ ディスカッションのフレームとお題

宇野ゼミの進行は5つのフェーズで構成されています。
①問題発見
②解決策の提示
③まとめ
④今日の教訓
⑤Q&A

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この日のテーマは、「あるコンビニの店長が抱える人材・運営の問題」。ランチタイムにレジが戦場になっていたり、主婦パートの時給を下げたら辞めると言い出したり……とにかくリアルでした。

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■ ディスカッションで求められたこと

宇野先生は「ディスカッションでは“どう話すか”がすごく大事」と強調されていました。
*ありがとうございます」と言ってから話す
*“バーン”と伝える
*相手を否定せず、雰囲気よく巻き込む

実際の議論でも、「誰が何割くらい話していたか?」を意識しながら、笑いも交えつつ、真剣に意見を交わしました。

■ 「性格」より「人格」を育てる

先生が印象的に話していたのは「性格は変えられないけど、人格は作れる」ということ。
「本当に優秀な人は、面白くて、厳しくて、優しい“多重人格”を持ってる」
場に応じて、自分のキャラを“切り替える力”こそが、社会で信頼される人になる鍵。

「僕も、ゼミの中で“場に合った自分”を少しずつ演じていけたら」と思いました。

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■ 最後に:社会的スキルとは「幸せになる力」

授業の最後には、ディスカッションで意識すべき3点として、次の言葉が紹介されました。
①主体的に発言できたか?
②周りの発言量を見られたか?
③笑いや雰囲気をつくれたか?

これは単なる議論の技術ではなく、人間関係を築く“人格のベース”。

そしてそれこそが、「幸せな人生をつくる力」なのだと気づかされました。

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私の感想!

初回から刺激の連続でしたが、宇野ゼミは「話す力」だけでなく、「どう生きるか」を考えさせてくれる場だと感じました。これからも場数を踏んで、問題解決はもちろんですが、少しずつ“人格”を育てていきたいと思います!