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卒業生の活躍「ふくっしゅマルシェ」開催(寺尾先輩)

「福島の海を五感で味わってみませんか?」そんな案内に誘われ、令和6年3月9日こおりやま若者ネットワークセンター「ゆーくる」に足を運びました。父に連れられ3歳から海釣りを趣味にしている小夜子です。

 

この「ふくっしゅマルシェ」は、先日卒業された、全生徒会長の寺尾先輩が企画したイベントでした。

イベントの内容としては、新聞やテレビでは報道されない福島の水産業の現状を相馬の漁師さんとお話をするというイベントでした。

「漁師さんと話したことはありますか?」という質問をされた。今まで考えたこともない事だった。「全くない・・・」今回来ていただいた漁師さんは、朝の2時起きで海に行き、早朝帰ってきて昼間は休んでいるそうです。そりゃ会えないですな・・・

 

今回の目玉企画は、相馬で上げられたお魚をお寿司や料理にして食べながらお話を聞くことでした。↓これですこれ!

  

この美味しいお食事をしながら、参加者からさまざまな疑問を投げられました。

寺尾先輩のプレゼンが始まり、参加者が興味深く聞き入っていました。

 

参加者「秋刀魚が取れない理由は?」

漁師さん「テレビとかでよく言われる外国の船が遠い海で小さい秋刀魚を乱獲していることも確かにありますが、南から暖かい黒潮が以前より上がってきており秋刀魚が下に降りれなくなっているというのもあると思います。」

さらに、

「逆にトラフグのような暖かい海にいる魚が撮れるようになりました。報道では、漁獲量(トン)で以前と比較しますが、値段で比較すると以前よりも単価が高い高級魚が取れるので増えています。」

そんな興味深いお話をたくさんすることができました。

 

寺尾先輩は、大学では魚の養殖などを学ぶそうです。そして将来、漁師さんと消費者をしっかり結びつけられるような流通で社会貢献をしたいとのこと。とても充実した1日を過ごすことができました。

次の日の新聞に大きく取り上げられておりました!↓

 

 

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