行事の様子、お知らせ

郡高の行事

R6 2年生探究発表ポスターセッション〜深めるんだ、究めるんだ!〜

令和6年2月22日(木)

本校2年生による探究発表会がポスターセッション方式で実施されました。

 

2年生は入学の時から、双葉郡に赴いて震災について知ることや、経産省の方を招いてRESASを使った探究を行うとか、さまざまな体験を通して、一人ひとりが積極的に自分自身のテーマを見つけて探究してきました。

2年生の発表ということで、1年生はもちろん、学校評議員の方も参観してくださいました。

 

14:10  2年生の教室といくつかの特別教室の中にポスターが貼られ、生徒たちは発表の練習を始めました。

  

テーマは多岐にわたっています。「田村に灯りをともそう」と言った地域探究から、「郡高生は事故が多い!?」と言った身近なものを深めたもの、「ITを使った教育って何?!」と言った教育、「睡眠の質を高める方法」、「SNSによるグルメ業界への効果」、その他、グローバルな課題もあり、どれも興味深いものでした。

  

 

14:30 さあ、ポスターセッションスタート!一年生も続々2年生のフロアに降りてきました。

学校評議員の皆様もそれぞれの生徒の発表を興味深く聞いておられました。

 

今回の2年生は、深めていった探究に対して、問題解決の観点からまとめています。郡山高校生らしい独自の発想、面白い切り口で問題解決のためのアクションにアプローチしています。

現在、2年生のフロア中心に全生徒のポスターが貼ってあります。

 

あ!豪徳寺くんも発表してたんだ!(豪徳寺君と松竹梅くんは同じグループのようです。)

「豪徳寺くんはどんな探究したの?」

豪徳寺くん「あ!こんにちは!今回は、都市伝説マニアの松竹梅くんと共に、噂の伝播過程、真実と都市伝説の関係について探究し、AI時代のフェイクニュースを防ぐことを発表しました。都市伝説は事実が大きく歪められたフェイクの一つですしね。そもそも、口裂け女とか、ニューヨーク下水道のワニとかありえないですもんね ʅ(◞‿◟)ʃ

松竹梅くん「豪徳寺くん!違うよ(΄◉◞౪◟◉`)ニューヨークの下水道に住む巨大ワニはいるんだよ!」

みんな「えっ?!( ゚д゚)」

 

令和6年3月19日(火)には、1年生の発表会が開催されます。今回は、あさか開成高校安積黎明高校、福島大学の生徒様も参加することになております。

 

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R6 「先輩に聞く」を開催しました

令和6年2月21日(水)

総合選抜型等の入試で進学を決めた3年生による進学体験記をお話しする会が開催されました。

4人の先輩からそれぞれ、さまざまな体験とそれをどのように入試に活かしていったのか。

またそれぞれの学校生活についてお話ししていただきました。

会終了後には、多くの後輩たちに囲まれ、たくさんの質問がされていました!

 

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R6 教育コース〜最終回② 民間教育機関と公教育機関 塾のお仕事から知る(後編)〜

前回の続きです)

夏休み後の教育コースでは次のようなことを行なってきました。

《これまで教育コースでやってきたこと(後半)》

第5回:聴覚支援学校訪問

第6回:教育行政ってどんな仕事?(こども家庭庁・文部科学省 野崎光寿さん)

第7回:聴覚支援学校の生徒と交流ぼっちゃ!!!

第8回:塾のお仕事(今回の記事です!)

 

豪徳寺君「こうやって振り返ると、教育はさまざまなお仕事で成り立っているんだなと感じました。もちろん、他にもいろいろなお仕事に支えられて、私たちは、社会で活躍するため、先人が作り上げてきた叡智や学問を身につけるため、そして、私たち一人ひとりが豊かな生活を送るために、勉強することが出ているんだなと感じることができた。」

小夜子「入学したときは、教育に関われる学校の先生になりたい!って思っていた。もちろんその気持ちはあるけれど、視野が広がった今は、自分がやりたいことはなんなのかってしっかり考えて自分の将来を決めないといけないって思う。」

 豪徳寺君、小夜子さん、いろいろ考えることができたようだね!小夜子さんがいうように、知ることによって視野が広がり選択肢が増えていきます。そのことはすごく大事なことです。だからこそ、その選択肢を増やして、自分と向き合いながら、自分の選ぶ道を責任を持って選んでいってほしいですね。・・・・・(2時間経過)・・・。豪徳寺君わかったかな?

豪徳寺君「グゥ〜(( _ _ ))..zzzZZ」

小夜子「な、長すぎる・・・( ;∀;)」

 

o(・x・)/では本題!

東日本学院からは、福島第3ブロックブロック長の梶原俊男様にきていただきました。

なんと、郡高のOBの方でした。

東日本学院について説明していただいた後、「なぜ、塾、予備校は多様化するのか?」という現在の教育界を取り巻く現状について教えていただきました。

①生成A Iをはじめとした社会構造化の変化、多様化する社会、②「個別」最適な教育サービスの必要性、③学力向上に特化した活動の重要性などが背景にあるとのこと。

 

 

そんな中で、この塾が目指す理念が、①勉強を通して自立する力を養う。②社会に貢献できる人を育てる、③思いやりが持てる人を育てるという教育理念だそうです。

 

先ほどのベスト学院の先生も言っていたことですが、塾の先生は実力主義で、それによってキャリアアップが図れるような職場だそうです。

塾は、公教育と異なり、小学校から高校3年生までの10年以上の長い生徒へのサポートもあるそうです。

 

豪徳寺君「公教育も民間教育もしっかりと時代の流れを見て、生徒たちが、これからの未来をしっかり引っ張っていける力をつけてあげることが必要であり、共に手を取り合いながら教育を支えていくことが必要なんだと思いました。郡山高校はどうなんですか?」

 

郡山高校も、VUCAと呼ばれる予測が難しい時代に、AIやデータをしっかり使って社会を切り開いていける人材を育成できるように考えているよ。ポルトガルの高校生と双葉郡にフィールドワークに行ったのもそういう教育の一環なんだよ。

 

小夜子「異文化を持つ高校生と震災に対する防災とか、共通の課題について話し合ったりしました。なるほどね!今回お話を聞いて、高校のような公教育と塾のような民間教育がお互いより良い教育を作っていければいいなと思いました。」

 

ベスト学院様、東日本学院様、ありがとうございました。

 

 

 

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R6 教育コース〜最終回① 民間教育機関と公教育機関 塾のお仕事から知る(前編)〜

令和6年2月16日(金)

今年度始まった「郡山高等学校教育コース」も最終回を迎えました。

郡山高校の教育コースの特徴は、『教育界全体から教育を考え、教育を探究する』、受講者のターゲットは、学校の先生になりたい人だけでなく、日本における教育の仕組みを探究したい人になるでしょう。この点は、おそらく、他の高等学校の教育コースとの違うのかもしれません。

《これまで教育コースでやってきたこと(前半)》

第1回:これからの社会と教育(福島大学 学長 三浦浩喜先生)

第2回:郡山高校の先輩から聞く(教育実習生)

第3回:ワークショップで考える世界基準で考える教育(OECD教育局 FG2C 富永貴子氏 新堂絵梨香氏)

第4回:福島大学での教育コース

 

夏休み明けの後半については、次回の記事でご紹介します。

豪徳寺君「OECD東北スクールを中心になって進めていた三浦学長や、その時生徒で活躍していた方からお話が聞けたことは、とても貴重でした。自分は、後半でお話をいただけた文部科学省の野崎さんのお話を聞き、教育行政の分野に進みたいと思うことができ、教育分野に対する視野が広がったと感じます。」

小夜子さん「私は、福島大学でのワークショップが心に残っています。また、聴覚支援学校の皆さんとぼっちゃを通して交流できたことがとてもいい経験でした。」

松竹梅まさお「OECD FG2Cの富永さんと新堂さんのワークショップが一番印象に残っています。対話しながら考えることでいろいろ意見を出すことができました。」

豪徳寺君と小夜子さん、そして松竹梅君、ありがとうございます。また、感想聞かせてください。

 

さて、今回は、2つの塾の先生に来ていただいてお話をいただきました。どちらの塾も、ただ勉強を教えるのではなく、”どんな生徒を育成していきたいのか?”と言うしっかりしたビジョンを持って、授業はもちろん、さまざまな取り組みを行なっているそうです。

 

まずはベスト学院!今回来ていただいた講師の先生は、ベスト学院株式会社管理本部 本部長 青戸美智子様です。

 

この塾の生徒育成像は「言われた通り動く人から自ら創造できる人」VUCA時代に求められる力は主体性・実行力などであり、塾としてもこれまでのような暗記型ではこのような力をつけることは出来ないと考えて教育活動を進めているとのことです。

QOA授業(Question Optimum Answer)と言う競争力が身につく対話型授業を行なっているそうだ。

 

福島県全体の学力向上のために、幼稚園や小中学校、そして短大や看護学校に官民連携の出張授業も出張授業も行なっているそうです。

塾の先生の1日や塾の先生が行う研修などを紹介していただいた。

  

塾には授業を教える先生だけでなく、管理本部と呼ばれる塾のマネージメントを行う部署もある。そこでは、採用や研修の企画をする「総務人事部」、授業以外の各種セミナーや合宿、講習会などの計画運営をする「運営部」、新規店舗開発のためのマーケティングや社内ブランデイングを行う「企画開発部」があるそうだ。

 

豪徳寺君「民間企業ということもあり、事業拡大や経営についての大変さや興味深さを感じることができました。」

勉強はなんのためにするのか?

この答えは、人それぞれでしょう。しかし、勉強することで得られる知識や経験によって私たちは、わかることやできることを増やしていき、人生を豊かなものにしていくことができるのでしょう。その意味では、学校も塾も社会の中で非常に重要な構成要素であると思います。

次回は、東日本学院の先生のお話!!!郡高のOBの方がお話ししてくださいました。

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R6 郡山高校1年生Steam Festivalで探究発表行いました。

令和6年2月11日(日)福島大学で開催された「Steam Festival」に参加し、1年生の3名が探究の発表を行いました。

 

このイベントは、福島大学foR-Fプロジェクト「福島型STEAM教育の開拓」で行われるイベントで、STEAM教育に関する様々な取り組みについての発表会でした。

特別ゲストには、中島さち子さん(1996年国際数学オリンピックインド大会で日本人女性初の金メダルを獲得した音楽家であり数学研究者)が来てくださり、ご講演をいただきました。

 

  

本校の代表は、1年生の久住川真緒さん・遠藤江美子さんによる「郡山をきれいにするために〜ごみを減らすには〜」、同じく1年生の西野早咲さんによる「グリーンツーリズム」でした。

2人とも、郡山高校の代表としてしっかり発表をしくれました。

 

令和6年3月19日(火)に、郡山高校を会場に、安積黎明高校、あさか開成高校の代表の生徒たちが、探究の発表をすることになります。こちらについても、今年度初の取り組みになります。

 

 

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R6 郡高「探究科」説明会開催!

令和6年1月31日(水)in 郡山市中央公民館

福島県教育委員会 県立高校改革室が主催の「郡山高等学校「探究科」説明会」が開催されました。

 

お忙しい中、参加してくださった皆様、ありがとうございました。

 

県立高校改革室の伊藤様より、「探究科と探究学習について」ご説明いただき、その後、本校校長より、「特色ある学び」と「探究科が目指す進路」についてお話しさせていただきました。

 

このホームページでもご紹介している、ポルトガルの生徒との交流大使館とのインタビューをはじめ、探究科に向けたパイロットプログラムについても触れさせていただきました。

今後、体験入学等でより詳しい情報をご提供できますので、今後ともよろしくお願いいたします。

あ!豪徳寺君!

(豪徳寺君と中学生が近づいてきた。)

学くん「今日は、父と弟と参加させていただきました。こちらが弟の豪徳寺勉です。まだ中学2年なんですが、30代の雰囲気を持っており、岩の呼吸を修行しています。勉、どうでしたか?」

勉くん「本日はありがとうございました。いつも兄がお世話になっております。兄から様々なお話を伺い、非常に楽しみにしておりました。探究的な学びが非常に興味深かったです。例にありました、”地球温暖化の原因は本当に二酸化炭素なのか?”という問いから始めると、学校だけでなく、大学や研究所などにも学びの場が広がると思いました。これから柱稽古がございますので、そろそろおいとまさせて頂きます。では」

:(;゙゚'ω゚'):すごい中学生ですね。豪徳寺君!

学くん「・・・。」

 

 

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R6 クロスカリキュラムへの挑戦〜保健と家庭基礎のコラボ〜

令和6年1月22日(月)

「保健」の授業と「家庭基礎」の授業のクロスカリキュラムの授業が実施されました。

 

 

クロスカリキュラムとは、「各教科間の内容を連携させることで,各教科で扱われる教育内容を正しく,深く,効率的に理解させ,広い視野で応用・活用する力を身に付けることをねらいとする」ものです。

 

 

教科で学んだ知識や技術を、他の教科の学びに活用することで、生徒に活用できたことを実感させることができます。

今回のテーマは、栄養素についていつもの授業とは異なる観点で授業を行いました。

 

 

 

「保健」で5大栄養素について復習しました。私たちの体を構成する構成するタンパク質は、運動部の生徒にとって特に興味を引くものですが、体に吸収される際は、アミノ酸に分解されます。アミノ酸といえば、化学の授業でも20種類ものアミノ酸を整理して覚える必要があるものです。化学ともクロスカリキュラムができそうですね。

今回は、「家庭基礎」とのクロスカリキュラムでした。前半に復習した5大栄養素をしっかり考えたお弁当をグループワークで考えるワークショップを行いました。料理となると、単に栄養素だけでなく、彩りや味なども踏まえて、食べたいと思うようなものを作らないといけません。

生徒たちは、それぞれのグループで、独自性のあるお弁当の構成を考えました。

最後に菅波先生から本田宗一郎氏の言葉を通して、メッセージがありました。

郡山高校では、令和7年度から始まる探究科のカリキュラムや、単位制に進化する普通科での学びを考え、様々な取り組みを行っていますが、このクロスカリキュラムもその一つとしてチャレンジしています。この他にも、クロスの実践を続けていきます。

 

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KTR④~Koriyama Teachers Roundtable ~ こんなときどうする?ケース・スタディ編

1月23日(火)放課後 先生方によるKTR④が実施されました。

令和7年度からの学科改編へ向けて、

今回は探究活動における教員の立ち位置についてケース・スタディです。

 

事例は2つ

CASE1 ファーマーズマーケットを開催したいSくん 

CASE2 何をしたらいいか分からないAさん

 

それぞれの場面で「生徒への声がけ」を考えました。

最後に、荒教頭からは、先生方も一緒になって楽しむことが大事!!との話がありました。

郡山高校の探究科設置準備はまだまだ続きます。

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共通テスト事前指導 ~頑張れ!3年生!~

1月9日(月)は、3学期始業日でした。

LHRの時間に、3年生は今週末に実施される共通テストについての事前指導を行いました。

校長室から3年生の教室へオンライン配信でした。

    

校長先生が出張のため、教頭先生から励ましのお話をいただき

続いて、学年主任、進路指導主事、進路指導部の先生方・・・合計5名の先生からあたたかい激励と共に

共通テストでの心構え等について詳細な説明をいただきました。

 

もうこれで大丈夫!3年生の皆さんは、自分を信じて頑張るのみです!

健闘を祈ります!

 

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R5授業レポ① 〜情報Ⅰアルゴリズムは全てに通じる〜

先日行われた情報Ⅰの授業には、どうしてなのか、さまざまな先生方がみにこられた。どうも研究授業というものらしい。今日の授業について、レポートしてほしい言われたのは、このためだったのか!こんにちは、豪徳寺学です。

 

情報の授業は、非常に興味深いし、ChatGptと議論しすぎて、最近では友達だと思うくらい関わっている私にとっては一番集中して受けている授業です。情報担当の遠藤先生のお話は、情報に留まらず、さまざまな観点からさまざまな例を使って話していただけるのでとても興味深いのです。

 

さて、今回の情報の授業のテーマは「アルゴリズム」でした。アルゴリズム??アルゴリズム体操なら知っている!なんて人は多いかもしれません。アルゴリズムとは、ある特定の問題を解決するための計算方法や処理方法のことを言いますが、簡単にいうと、何かをやるときのやり方の設計図みたいなものです。

 

授業の最初に見た動画は、「アルゴリズム体操」!!でした。そこからフローチャートを使ってアルゴリズムを視覚的に描いていくことを行いました。

逆に、フローチャートに書かれたアルゴリズムから何の動きかを考えるワークも行いました。

この図は、「歯を磨く」動きをフローにしたものです。

 

↓これ何の動きかわかりますか?ひし形は、条件による分岐、つまり判断する過程です。右利きか左利きかを決めてそれぞれの動きを実際にやってみてください。

 

これは、テニスをやっている時の動きだそうです!できましたか?

 

プログラミングの際に、問題を解決するための手順を考えることが非常に重要であり、それを行うため、このアルゴリズムは重要なんですね!

豪徳寺「これからはプログラミングではなく、プロンプト・プログラミングの時代だと言っていたのですが、ちょっとその考えが変わってきています。」

小夜子「豪徳寺君!何言ってるかさっぱりわからないんだけど・・・」_(┐「ε:)_

天心「◎△$♪×¥●&%#?!」(・・?)

豪徳寺「プロンプト・プログラミングとは・・・」

 

遠藤先生と、授業後にお話ししました。私たちの行動をアルゴリズムに置き換えると、ある行動に慣れていくに従って、ひし形の判断が、脳の自動処理によって消えていく。無意識に行なっている行動をフローチャートで示していくと、私たち人間は多くの行動を判断をしないで自動化しているんだなと。

また授業レポをしたいと思います!

 

 

 

 

 

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